自分の周りにいる友人たちと自分の「共通点」「相違点」を見つけ出し、就職活動に対する自分の価値観を再認識する方法をご紹介します。心理学者G.A.ケリーの「役割構成レパートリーテスト」を利用したワークです。ぜひ試してみてください。
あなた | 友人A | 友人B | 友人C | |
---|---|---|---|---|
(1) | ○ | ○ | × | |
(2) | ○ | × | ○ | |
(3) | ○ | ○ | × | |
(4) | ○ | × | ○ | |
人としての個性、就職や仕事への考え方の共通点や相違点は何でしょうか?
相談者U.Sさんは、内定をもらった友人、内定をもらえそうな友人たちと自分を比較し、下記の4つを書き出しました。
いかがでしょうか。ワークでは、このように「あなたの価値観」が出てきます。冷静に分析すれば自分の優先したいものが明確になり、今後の方針が立てやすくなります。他人に惑わされることも減るでしょう。人との競争ではなく、自分の価値に従って生きていけば、楽になることもあるのです。
【参考文献】
松浦 慶子
臨床心理士・日本カウンセリング学会認定カウンセラー。
国際基督教大学心理学科卒業、筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了 。大学、専門学校での学生相談や講師、精神科睡眠障害外来での医療相談、EAP機関・ピースマインドにて社員や家族のカウンセリングなど、幅広く相談活動を行っている。
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