課題管理/バグ管理とは、チケット駆動開発とは、概要やチケットの処理フロー、重要性、導入と運用の仕方、バージョン管理や継続的インテグレーションとの連携も含めて5分で解説します。おまけで使えるITS/BTSも6つ紹介。
近年のソフトウェア開発は複雑化しており、さまざまな役割の人間が大人数かかわることも少なくありません。ソフトウェア開発を円滑に進めるためには情報の管理、共有がとても重要です。そこで活躍するのがITS/BTSです。
ITS(Issue Tracking System)、BTS(Bug Tracking System)は、それぞれ「課題管理システム」「バグ管理システム」と呼ばれますが、最近では両方の機能を併せ持つ場合も多く、ITS/BTSを明確に区別することは少なくなっています。
ITS/BTSは、簡単にいうと、課題管理、バグ管理に利用するシステムです。1つの課題やバグを管理する単位を一般的に「チケット」と呼び、ITS/BTSを使う開発手法を「チケット駆動開発」(Ticket-Driven Development、TiDD)と呼びます。
代表的なシステムにRedmineやTrac、JIRAなどがあります(後述)。これらの名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
次ページより、ITS/BTSで何ができるのかを解説していきます。
1分―― ITS/BTSで何ができるのか
3分―― なぜITS/BTSが重要なのか?
4分―― ITS/BTSとバージョン管理、継続的インテグレーションの連携
5分―― ITS/BTSの導入と運用
おまけ―― ガチで使えるITS/BTS、6選
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