Webベースで作られたITS/BTSを利用すれば、拠点が離れていても利用可能です。
例えば、オフショア先との課題管理、バグ管理に利用したり、顧客との課題管理や問い合わせ管理などにも利用できます。ワークフローを柔軟に制御できるITS/BTSであれば、案件発生/インシデント発生から本番環境へのリリースまで、一括して管理を行うこともできるでしょう。
実現したい内容や、用途に合わせて適切にITS/BTSツールを選ぶ必要があります。ITS/BTSのツールによってはワークフローをカスタマイズしたり、ロールを設定することも可能です。ソフトウェア開発以外の用途にも適用可能ですので、対象の業務に合わせて設定すると良いでしょう。
また、ITS/BTSを入れただけで課題が解決するとは限りません。工数やステータスを細かく管理したいからといって、必須の入力項目を増やしたりルールを複雑にすると、利用負担になってしまいます。
目的や解決したい課題がないのに導入しても活用されないでしょう。ITS/BTSはツールです。ツールを使うことが目的ではないので、本当に導入が必要なのか考えてから導入しましょう。
実はホワイトボードや付箋、会話だけで済む問題なのかもしれません。
とはいえ、使えるツールもたくさんあるので、次ページでは、最後に“おまけ”として代表的なITS/BTSを6つ紹介しますので、ご参考に。
1分―― ITS/BTSで何ができるのか
3分―― なぜITS/BTSが重要なのか?
4分―― ITS/BTSとバージョン管理、継続的インテグレーションの連携
5分―― ITS/BTSの導入と運用
おまけ―― ガチで使えるITS/BTS、6選
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