以下のようにHTMLのコーディングを行っていく。
次に、WordPressの管理画面でテーマを選択できるように、style.cssの一番上に下記の記述を入力する。バージョンやライセンスなども入力できるが、最低限これらを入力する。
管理画面(ローカル環境)のメニューの「外観」→「テーマ」画面で、オリジナルテーマが選択できるようになっているので、「有効化」をクリックするとテーマが反映される。ここにスクリーンショットを表示したい場合は、screenshot.pngを作成し、現在作成中のテーマフォルダー内に置けば反映される。
CSS(style.css)と画像のパスをWordPressのテンプレートタグを用いて、きちんと通す必要あるため、下記のように対象個所のパスを書き変える。各タグはPHPのタグで囲む。
ブラウザーで確認しながら、WebMatrixでコーディングしつつ、またブラウザーで確認しながら…… と繰り返して、完成したらAzureWebサイト上に発行する。
ここまでで取りあえずサイトを発行した。しかし、このままでは各パーツ「ヘッダー画像」「プレゼント紹介コーナー」「キャンペーンについて」を編集することはできない。ファイルを直接触らずに誰でも管理画面からヘッダー画像(タイトルの画像)を差し替えたり、プレゼントのテキスト変更を行えたりするようにする。
まず、「functions.php」というファイルをテーマディレクトリの中に作成し、下記のコードを記述する。widthやheightには挿入する画像のサイズを指定する。
<?php $args = array( 'default-image' => get_bloginfo('template_url').'/img/main.jpg', 'width' => 940, 'height' => 120, 'header-text' => false, ); add_theme_support( 'custom-header', $args ); ?>
これにより管理画面メニューの「外観」で「ヘッダー」という項目が選べるようになる。ここで画像をアップロードし、「変更を保存」をクリックすると、画像が差し替わる。
このカスタムヘッダーで差し替えた画像が出力されるように、HTMLファイルの画像のパスは下記のように書き変えておく。
<img src="<?php header_image(); ?>" height="<?php echo get_custom_header()->height; ?>" width="<?php echo get_custom_header()->width; ?>" alt="<?php bloginfo('name'); ?>" />
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