第1回 アプリの運用監視サービスとは? New Relic vs. Application Insights連載:アプリケーションの運用監視(4/6 ページ)

» 2014年10月06日 19時17分 公開
[亀川和史,]

エージェントのインストール

 エージェントのインストールは非常に簡単だ。基本的にはダウンロードしたインストーラーを実行して、順番に進めるだけでよい。

次のページへ移動する。 (1) 次のページへ移動する。
ライセンスに同意をする場合チェック。 (1) ライセンスに同意をする場合チェック。
(2) 次のページへ移動する。

インストーラーの起動画面


 ライセンスに同意する場合、チェックして[Next]ボタンをクリックする。すると、ライセンスキーの入力画面が表示される。ライセンスキーはエージェントのインストール手順画面にある[Reveal license key]ボタンをクリックすると表示されるので、これをコピー&ペーストすればよい。

ライセンス条項 ライセンス条項
  (1) ポータルに表示されている契約者ごとのライセンスキーを入力する。
  (2) 次のページへ移動する。

 インストール手順の画面で表示されているライセンスキーを入力したら、[Next]ボタンをクリックする。これにより、インストールオプションの選択画面が表示される。

インストールする機能を設定する画面 インストールする機能を設定する画面
  (1) エージェントの設定変更。通常はこのままでよい。
  (2) 次のページへ移動する。
  (3) 設定を元に戻す。

 画面は既定値の選択状態だ。[API Assembly]と[Instrument All .NET Application]は無効状態になっている。[API Assembly]をチェックすると、独自プログラムからエージェントのAPIを使用してモニタリングを行うための機能がインストールされる。

 [Instrument All .NET Application]はIISアプリ以外でも取得を行うかどうかの設定だ。IISでしかモニタリングをしない場合は設定する必要はない。

 [Next]ボタンをクリックすると、インストール前の確認画面が表示される。

確認画面 確認画面
  (1) インストールの開始。

 ここで[Install]ボタンをクリックすると、インストールが開始される。インストールが完了すると次の画面が表示される。

インストール完了後に表示される画面 インストール完了後に表示される画面
  (1) チェックしておくと、IISの再起動を自動的に行う。
  (2) インストールを終了する。

 チェックボックスにチェックを入れたまま[Finish]ボタンを押すと、インストール終了時、自動的にIISが再起動され、New Relicのエージェントが使用可能な状態になる。インストール後、5分程度すると、実行中の性能情報がダッシュボードに表示される。

 エージェントのインストールはGUIでサーバーごとにインストールしてもいいが、台数が多くなると手間がかかる。そのような場合は、コマンドラインからでもインストールできる。

msiexec.exe /i C:\NewRelicAgent_xxxx.msi /qb NR_LICENSE_KEY=<license key> INSTALLLEVEL=1


New Relicのエージェントをインストールするためのコマンドライン

 .NET用のエージェントのインストールに関する詳細は以下のURLを参照してほしい。

 クラウド環境ではエージェントをインストール済みのイメージをあらかじめ用意しておけば、エージェントをインストールする手間を省略できる。

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