MapKit Frameworkをプロジェクトに追加します。
[ナビゲータエリア]上でプロジェクトファイルを選択し、[エディタエリア]左端の[PhotoMap]ターゲットをクリックします。
次に、[エディタエリア]上部の[Build Phase]をクリックして、[Link Binary With Libraries]項目を展開し、[+]ボタンをクリックします。
フレームワーク選択画面が表示されます。上部のテキストフィールドに「map」と入力し、絞り込みます。MapKit.frameworkを選択し、[Add]ボタンをクリックします。
次にViewControllerクラスにimport文を追加します。[ナビゲータエリア]上で[ViewController.swift]ファイルを選択し、MapKitをimportする行を追加します。
追加後の[ViewController.swift]ファイルの内容は以下の通りです。
import UIKit import MapKit // 追加した行 class ViewController: UIViewController { override func viewDidLoad() { super.viewDidLoad() // Do any additional setup after loading the view, typically from a nib. } override func didReceiveMemoryWarning() { super.didReceiveMemoryWarning() // Dispose of any resources that can be recreated. } }
それでは、ここでいったん、アプリを実行してみましょう。[ツールバー]左端の[RUN]ボタンをクリックします。
iOSシミュレーター(iPhone 6)の実行結果を図20に示します。画面いっぱいにMapViewが表示されました。
ツールバー上の[STOP]ボタンの右側のボタンの右半分をクリックすると、シミュレーターの機種を変更できます。
iOSシミュレーター(iPhone 4s/6/6 Plus)の実行結果を図23に示します。MapViewのサイズは、端末の画面サイズと同じ大きさになっています。
今回は、iOS 8の新機能である「PhotoKit」、これから開発する「PhotoMap」アプリの概要について説明し、地図を表示するところまで進めました。
次回は、引き続き地図画面の実装を進めつつ、「PhotoKit」の機能を扱っていきたいと思います。
平屋真吾
クラスメソッド株式会社 iPhoneアプリサービス事業部所属のプログラマーです。iOSアプリの開発がメインですが、デザインやAWSなども勉強中です。
ブログ:http://dev.classmethod.jp/author/hiraya-shingo/
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