デスクトップ版Gmailでメールの返信を別のウィンドウで開くTech TIPS

デスクトップ(PC)版Gmailではデフォルトで、返信メールを書くための枠が元のウィンドウ上にしか表示されず、使いづらい。これを自由に移動できる別ウィンドウで開くには?

» 2015年02月03日 19時00分 公開
[島田広道デジタルアドバンテージ]
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連載目次

対象サービスとソフトウェア:Google Gmail(Google Appsを含む)、Windows/Mac OS X/Linuxなどのデスクトップ版Webブラウザー



解説

 Windows/Mac OS X/Linuxなどのデスクトップ(PC)版WebブラウザーでGmailを使っているとき、メールの返信ボタンをクリックすると、返信内容を書くための枠(返信メール枠)は別ウィンドウではなく、元のメールと同じウィンドウ上に現れる。

 このとき、例えば元のメールの文面を参照しようとしてスクロールすると返信枠が画面外に消えてしまうため、非常に使いづらい。

デスクトップ版Gmailの返信メール枠は元のメールと同じウィンドウ内に表示される デスクトップ版Gmailの返信メール枠は元のメールと同じウィンドウ内に表示される
  (1)返信ボタン。これをクリックすると(2)が表示される。
  (2)返信メール枠。元のメールや他のメールを参照しようとしてウィンドウを操作すると、この枠自体が画面から消えてしまうことがよくある。ハッキリいって非常に使いづらい。

 この返信枠を別ウィンドウで開くことができれば、ウィンドウをずらすことで元のメール文面を横に並べて返信を書ける。本稿ではその方法を紹介する。

操作方法

 Gmailで返信したいメールを開いたら、まず[Shift]キーを押しながら返信ボタンをクリックして返信ウィンドウを開く。次に、その右上隅にある全画面表示ボタン(斜め矢印のアイコン)を、[Shift]キーを押しながらクリックする。これで、元のウィンドウから自由に移動できるウィンドウに返信メール枠が表示される。

デスクトップ版Gmailで、返信メールを別ウィンドウで開く(その1) デスクトップ版Gmailで、返信メールを別ウィンドウで開く(その1)
これはデスクトップ版Gmailで、返信したいメールを表示したところ。
  (1)[Shift]キーを押しながら、この返信ボタンをクリックする。
  (2)(1)によって現れた返信ウィンドウ。ただしこれは元のウィンドウ上にしか表示できず、自由に移動できないので、真の「別ウィンドウ」とは言えない。
  (3)[Shift]キーを押しながら、この全画面表示ボタンをクリックする。
次へ
デスクトップ版Gmailで、返信メールを別ウィンドウで開く(その2) デスクトップ版Gmailで、返信メールを別ウィンドウで開く(その2)
別ウィンドウで表示された返信メール枠(赤線枠内)。元のウィンドウとは独立しているので、デスクトップ上を自由に移動できる。

 Gmailのキーボードショートカット(キーバインド)を有効にしている場合は、次のショートカットキーを押すことで最初の返信ウィンドウを開くことができる。キーボードショートカットを有効にする方法は、右上の関連記事を参照していただきたい。

  • [Shift]+[R]キー(送信者だけに返信)
  • [Shift]+[A]キー(全員に返信)

 その後で、前述のように[Shift]キーを押しながら全画面表示ボタンをクリックすればよい。

 もし、[Shift]キー+返信ボタンや上述のショートカットを押しても返信ウィンドウが現れない場合は、返信メール枠の左上隅にある返信ボタンから[返信をポップアウト]をクリックする。

[Shift]キー+返信ボタンで返信ウィンドウが開かないときの対処方法 [Shift]キー+返信ボタンで返信ウィンドウが開かないときの対処方法
  (1)単に返信ボタンを押して開いた返信メール枠。
  (2)(1)が表示されている状態で、前述のように[Shift]キーを押しながら返信ボタンを押しても、別ウィンドウは表示されない。
  (3)返信メール枠内の返信ボタンをクリックすると(4)のメニューが表示される。
  (4)[返信をポップアウト]をクリックすると返信ウィンドウが現れる。あとは前述の手順で別ウィンドウに表示させればよい。

 新規メールを別ウィンドウで書く方法については、次のTIPSを参照していただきたい。

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