レゴ エデュケーションは、子ども向けのロボットプログラミングキット「Lego WeDo 2.0」を2016年4月1日に日本向けに発売する。コーディングとロボティクスの基礎を学べる。
レゴ エデュケーションは、子ども向けのロボットプログラミングキット「Lego WeDo 2.0」を2016年4月1日に日本向けに発売すると発表した。基本セットの価格は2万4000円(税別)だ(米国では159.95ドル)。
レゴは、7日から米ラスベガスで開催された全米家電協会が主催する展示会「CES 2016」でこの製品を発表していた。米マサチューセッツ工科大学の協力の下、小学生の問題解決能力育成を目的に開発したという。
基本セットには、ソフトウェア(Windows、Mac、iOS、Androidをサポート)、280ピースのブロック、パワーモーター、モーションセンサー、チルトセンサー、スマートハブが含まれる。
ソフトウェアでは、アイコンをドラッグ&ドロップすることでプログラミングが可能だ。タブレットやPCで構築したプログラミングを、付属のブロックで組み立てたロボットにBluetoothで送信し、操作できる。ソフトウェアにはノートや画面キャプチャーツールも含まれており、プログラムの成果の発表資料を作成することもできる。
小学校などでの採用を前提とした「カリキュラムパック」は3万8200円(税別)。理科、技術、プログラミングに関する16のプロジェクトを含む40時間以上の授業で使える素材と、教師用のガイドとツールボックスで構成される。例えば、「引く力」というプロジェクトでは、バスケットに入った物体を引っ張るロボットを組み立てて実験することで、釣り合う力や摩擦について学ぶ。
レゴのプログラミング教材としては「マインドストーム」が知られているが、WeDo 2.0はマインドストームより対象年齢が低い。
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