新潟編:エンジニアで飯が食えるか?――統計で見る新潟の給与、残業時間、求人数ITエンジニア U&Iターンの理想と現実(7)(1/5 ページ)

街はどんなところ? エンジニアの仕事はあるの?――「もし、新潟で働くとしたら」と考えると、いろいろな疑問や不安が生じるはずです。U&Iターンの理想と現実をお届けする本連載。新潟編の始まりです。

» 2016年07月22日 05時00分 公開

@IT式 U&Iターンスタイル

 ここ数年、政府主導で地方創生が促進され、実際に都市部から地方に移住した人の数は5年で4倍に増え、2014年度には1万1735人と1万人を超えた。しかし、まだまだ地方移住に不安を抱える読者も多いだろう。@ITはその理由の1つに「情報の少なさ」があると考えた。

 「@IT式 U&Iターンスタイル」は、全国各地のU&Iターンエンジニアたちが、地方での生活の実情や所感などをセキララに伝えていく。ご当地ライターたちのリアルな情報は、U&Iターンに興味のある方々の役に立つだろう。


 こんにちは。「しごとのみらい」の竹内義晴です。このたび「ITエンジニアU&Iターンの理想と現実」の新潟編を担当することになりました。

 新潟編では、統計情報を元にした新潟の紹介や、エンジニアの仕事事情とワークスタイル、移住における行政機関の支援、田舎のライフスタイルや地域との関わり、地方の子育て事情など、ITエンジニアとご家族の働き方の選択肢や可能性が広がるような情報をお届けします。また、実際に住んでいる者として、新潟の大好きなところ、実情なども含めてレポートします。

新潟といえば「お米」!

 最初に、簡単に自己紹介します。

 私は新潟の中山間地、妙高高原の生まれです。中学卒業後、15歳で家を出て神奈川にある自動車会社の企業内学校に入学。その後自動車会社に就職して、新潟にUターンしたのは13年後の1998年、28歳のときでした。それと同時にIT業界に転身し、プログラマーになりました。

 その後、紆余(うよ)曲折を経て、現在はビジネスパーソンや組織が抱える悩みや課題を解決するための研修や講演、執筆活動をしています。仕事の8割はインターネットをはじめとしたITインフラのおかげで成り立っています。プライベートでは田んぼで米を作ったり、畑で野菜を作ったりしています。

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