エクスプローラーや[コントロールパネル]の[システム]を素早く開くため、デスクトップに[PC]アイコンを表示しておくと便利だ。そこで、Windows 10でデスクトップアイコンを表示する方法を紹介する。
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対象:Windows 10
Windows 10は、デフォルトではデスクトップ画面に[ごみ箱]アイコンしか表示されておらず、[PC]アイコンや[ネットワーク]アイコンなどのよく見掛けるデスクトップアイコンは表示されていない。これらの機能を呼び出すには、[スタート]メニューからたどらなければならず少々面倒である。
[PC]アイコンを表示しておけば、簡単にエクスプローラーで他のストレージを開いたり、右クリックメニューの[プロパティ]を選択することで[コントロールパネル]の[システム]を素早く開いたりすることも可能だ。
また、[コントロールパネル]をよく使うのであれば、デスクトップに[コントロールパネル]アイコンを表示しておけば一発で開くことができる。
そこでデスクトップに[PC]アイコンや[ネットワーク]アイコン、[コントロールパネル]アイコンを表示する設定を行おう。
表示設定は、[Windowsの設定]の[個人用設定]−[テーマ]画面から行う。[テーマ]画面を開く方法は幾つかあるので、その方法を紹介しよう。
分かりやすいが、手順が多いのが、[スタート]メニューから順番にたどる方法だ。[スタート]メニューを開き、[歯車(設定)]アイコンをクリックして、[Windowsの設定]アプリを起動する。[Windowsの設定]アプリの[個人用設定]をクリックして、[個人用設定]画面を開き、左ペインで[テーマ]を選択する。これで、[テーマ]画面が開く。
[テーマ]画面が開いたら、画面をスクロールして、「関連設定」の[デスクトップアイコンの設定]リンクをクリックする。これで、[デスクトップアイコンの設定]ダイアログが開くので、デスクトップに表示したい項目にチェックを入れ、[OK]ボタンまたは[適用]ボタンを押せばよい。デスクトップに選択したアイコンが表示されるはずだ。
例えば、[PC]アイコンを表示すれば、右クリックメニューの[プロパティ]を選択して、直接、[コントロールパネル]の[システム]画面を開くことができるようになる。これで、[デバイスマネージャー]や[システムの詳細設定]などにも素早くアクセスできるようになる。
デスクトップの空いているところで、右クリックメニューを開き、[個人用設定]を選択する。[Windowsの設定]アプリが[個人用設定]画面を開いた状態で起動するので、左ペインで[テーマ]を選択すればよい。
コマンドを使うと、[Windowsの設定]アプリを[テーマ]画面が開いた状態で起動できる。[Windows]+[R]キーを押して、[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、以下のコマンドを入力して、[Enter]キーを押せばよい。
ms-settings:themes
[デスクトップアイコンの設定]ダイアログはコマンドを使って直接開く事が可能だ。[Windows]+[R]キーを押して、[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、以下のコマンドを入力して、[Enter]キーを押せばよい。「desktop.cpl」は、コントロールパネルのアプレットの実行ファイルで、「,0」が[デスクトップアイコンの設定]ダイアログを開くオプションである。
desk.cpl ,0
デスクトップアイコンを頻繁にオン/オフするのであれば、このコマンドを覚えておくと素早く操作可能だ。
■更新履歴
【2019/10/25】コマンドを使って直接ダイアログを開く方法などを追記しました。
【2016/12/19】初版公開。
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