続いて第5位となったのは、2015年11月12日に公開した第7回「『標的型メール攻撃訓練』にもの申す」でした。
「標的型メール攻撃訓練」にもの申す(2015年12月28日)
近年、日本年金機構事件をはじめとした標的型メール攻撃による情報漏えい被害が相次いでいますが、本当に効果的な人的対策とはどのようなものなのでしょうか? 添付ファイルなどの「開封率」にこだわりがちな既存のメール攻撃訓練に疑義を呈したこの回は、大きな反響を呼びました。
セキュリティに関して度々話題に上がるのが「パスワード」です。本連載でも、パスワードについては複数回取り上げてきました。毎回切り口はさまざまですが、第4位となったのは、「パスワードの定期変更」というルールについて議論した連載第23回でした。
「パスワードの定期変更」を考え直そう(2016年4月28日)
「3カ月ごとのパスワード変更」といったポリシーが設けられている組織も少なくありませんが、3カ月という期間に、意味はあるのでしょうか? 「パスワードを変更すべき正しいタイミング」について考える上で、ぜひ参考にしていただきたい内容です。
第3位は、2017年3月13日に公開したばかりの第42回「添付ファイルによるウイルス攻撃、『開かない』以外の有効な対策を考える」でした。メールの件名や本文をいかにも“それらしい”内容にし、添付ファイルを開かせようとする攻撃に対しては、どんな対処法が考えられるでしょうか。
添付ファイルによるウイルス攻撃、「開かない」以外の有効な対策を考える(2017年3月13日)
どれだけ注意していても開いてしまうのなら、「開いてしまっても大丈夫」な対策を施せばよいのでは? 本編では、そんな観点での対策も紹介します。
皆さんはパスワードをどのように管理されていますか? 2016年2月19日に公開した第13回「セキュリティ専門家が教える『誰でもできるパスワード管理のやり方』」では、パスワード管理方法について、ユーザーのリテラシーに合わせた複数の方法を紹介しました。
セキュリティ専門家が教える「誰でもできるパスワード管理のやり方」(2016年2月19日)
自分のパスワード管理の方法に自信がない方、他の方法を知りたい方はこの動画をご参考になさってください。ちなみに、パスワード管理については、本連載の実質的な最終回となった第43回「どれだけ注意喚起しても『パスワードの安全な管理』が普及しないのはなぜなのか」でも取り上げています。こちらも併せてご覧ください。
他に大きな差をつけて第1位となったのは、第28回「JTB不正アクセス事件から何を学びとれるのか?」でした。同様の事件を防ぐために何ができるのか、もしマルウェアに感染してしまったらどうするべきなのか? 本編では、2016年に発生した大規模な個人情報流出事件を基に、平時の対策からインシデント発生時の対応まで、広く議論を行っています。
JTB不正アクセス事件から何を学びとれるのか?(2016年7月11日)
なおこの回については、全文文字起こし付きとなっています。動画を見ることができない環境の方も、本動画連載がどのような内容なのか、ご一読いただければ幸いです。
というわけで、トップ10は以下のような結果になりました。
皆さま、これまで約1年半にわたり「セキュリティのアレ」をご愛顧いただき、本当にありがとうございました。なお、連載トップページでは本編に加えて「増刊号」も公開しています。お時間のある方はこちらもぜひご覧ください!
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