同社は、「めまぐるしく変化する今日の市場では、技術上の課題はビジネス上の課題となり、また、ビジネス上の課題は技術上の課題になる」との認識を示し、IBM Services Platform with Watsonは、「コグニティブ技術であるWatsonによって、ITサービスの改善を支援し、専門家が価値の高いビジネス成果の実現に集中できるようにする」と説明している。
IBM Services Platform with Watsonは、オープンプラットフォームとして以下の4つの要素で構成される。
IBM Watson:Watsonが、IBM Services Platformの洞察エンジンとして積極的に機能する。構造化・非構造化を問わず、あらゆるデータを取り込み、集約して分析し、洞察を生み出し、そして自動化をつかさどる。Watsonはハイブリッドクラウドインフラの全ての側面を管理できるように学習を積んでおり、この蓄積された情報に基づいて包括的な決定を行う。
A Better Way to Run IT: IT as a Service(YouTube:IBM Services)
IBM Services Platform with Watsonによって構築されたインフラは、潜在的な課題を予測し、それを特定して自己回復を行う。ビジネスが中断される可能性を軽減するとともに、安全性の高いIT環境へ強化するように設計できるという。IBM Services Platform with Watsonのアーリーアダプターとして、デンマーク最大の銀行であるダンスケ銀行が採用。また、IBM Services Platform with Watsonの上記の4つの要素は2017年現在、世界中の800社の顧客で既に利用されている。