本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、ドメイン名からIPアドレスを調べる「nslookup」コマンドです。
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本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、ドメイン名からIPアドレスを調べる「nslookup」コマンドです。
「nslookup」コマンドは、DNS(Domain Name System)サーバに名前解決を問い合わせるコマンドです。「www.atmarkit.co.jp」といったFQDN(Fully Qualified Domain Name)形式のドメイン名などから、対応するIPアドレスを取得できます。DNSサーバが正常に動作しているのかを調べる際にも、利用できます。
nslookup [オプション] [ドメイン名またはIPアドレス] [DNSサーバ]
※[ ]は省略可能な引数を示しています。
オプション | 意味 |
---|---|
-type=タイプ | 表示内容をmx(MXレコード、mail exchange)、ns(name server)、soa(start of authority)で指定する |
-port 番号 | 使用するポート番号を指定する(デフォルトは53) |
-timeout=秒数 | タイムアウトの値を設定する |
-debug | 問い合わせの内容を表示する |
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