「Azure Linux」は「CentOS 7」の移行先になり得るか LinkedInの選択「安定した予測可能な環境」を提供するための工夫とは

LinkedInは、同社のサービスで利用するOSを「CentOS 7」から「Azure Linux」に移行したと発表した。パイロットプログラムを通じて安定性を確保し、セキュリティや自動化ツールの整備を進めることで「スムーズな移行を実現した」としている。

» 2024年09月17日 08時00分 公開
[@IT]

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 LinkedInは2024年8月19日(米国時間)、同社のサービスで利用していたOSを「CentOS 7」から「Azure Linux」に移行したと発表した。Azure LinuxはMicrosoftが開発したオープンソースのLinuxディストリビューションのことで、「Azure Kubernetes Service」でコンテナワークロードを実行するために最適化されている。

画像 移行のナビゲート:LinkedInのオペレーティングシステムとしてAzure Linuxを採用(提供:LinkedIn)

 同社は移行した際の目標、課題、移行効果、移行のプロセスなどを解説するブログエントリを公開した。以下のように説明している。

解決すべき課題

 ブログによると、LinkedInがOS移行を考えたきっかけはCentOS 7のサポート終了だ。新しいOSを検討した際に、幾つかの条件があることが分かった。

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