最後に、launch.jsonファイルで行うデバッグ構成で指定可能な項目を幾つか紹介して本稿を終わりにしよう。指定可能な項目の例は自動生成されたlaunch.jsonファイルの末尾にも記載されている。
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
// …… 省略 ……
{
"name": "Python: All debug Options",
"type": "python",
"request": "launch",
"pythonPath": "${config:python.pythonPath}",
"program": "${file}",
"module": "module.name",
"env": {
"VAR1": "1",
"VAR2": "2"
},
"envFile": "${workspaceFolder}/.env",
"args": [
"arg1",
"arg2"
],
"debugOptions": [
"RedirectOutput"
]
}
]
}
ちなみに本稿で使用した[Python: Current File]構成の内容は次のようになっていた。
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"name": "Python: Current File",
"type": "python",
"request": "launch",
"program": "${file}",
"stopOnEntry": true
},
// …… 省略 ……
]
}
以下に設定可能な項目を示す。詳細については「Standard configuration and options」を参照されたい。
本稿では、VS Code(+Python拡張機能)でPythonコードをデバッグする際の基本を紹介した。Webアプリなど、本格的なプログラムのデバッグとなると、今回ほど簡単ではないかもしれないが、それでもVS Codeが持つデバッグ機能は優秀なもので、多くのプログラマーの助けとなるはずだ。そして次回は、VS CodeからJupyterを使ってみよう。
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