Gincoは、ブロックチェーンサービスの開発時に必要なノードのホスティングサービス「Ginco Nodes」を提供する。システムの開発コストや維持コストを抑えつつ、BitcoinやEthereum、XRP Ledgerといった複数のブロックチェーンの機能を活用できる。
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Gincoは2019年2月19日、ブロックチェーンサービスの開発時に必要なノードのホスティングサービス「Ginco Nodes」を提供すると発表した。まずβ版を、同年3月初旬に提供開始する。
Ginco Nodesは、Gincoがこれまでウォレット開発で培ってきたノードやAPIを、インフラサービスとして提供するもの。事業者は、Ginco Nodesを利用することで、システムの開発コストや維持コストを抑えつつ、「Bitcoin」「Ethereum」「XRP Ledger」といったさまざまなブロックチェーンの機能を活用できる。また、インフラに高水準の冗長性を確保しており、Ginco Nodesの可用性は99.99%以上だとしている。
従来、ブロックチェーンサービスを開発するには、システムインフラとなるノードの構築や保守、運用に手間とコストをかける必要があった。さらに、利用するブロックチェーンによってAPIなどの整備状況が異なっているため、Gincoによると、開発者の多くが基礎的なノードの運用に苦慮しているという。
さらにGincoは、Ginco Nodesをフルマネージドなクラウドサービスとするため、日本マイクロソフトと提携して開発に取り組む。
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