CDNetworksは、日本と中国を結ぶ仮想専用線サービス「ハイスピード・データ・トランスミッション VPL」の提供を始めた。ICP/PSB Beianライセンスは不要で、誰でも利用できる。
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シーディーネットワークス・ジャパン(CDNetworks)は2019年8月29日、日本と中国を結ぶ仮想専用線サービス「ハイスピード・データ・トランスミッション VPL(Virtual Private Line)」の提供を開始すると発表した。中国政府の工業情報化部が発行するICP(Internet Contents Provider)ライセンスや、中国政府の中国公安局が発行するPSB Beianライセンスは不要で、誰でも利用できる。
同VPLサービスは、CDNetworksのHDT(High-speed Data Transmission)プラットフォームと仮想専用線を介して日中間の拠点をつなぐ。HDTは、VPN(Virtual Private Network)などで接続した拠点間での通信を高速化するクラウドサービス。これによって、一般に遅いといわれる日中間の通信を向上させる。しかも中国内のサーバを介さずにアクセスするので、ICP/PSB Beianライセンスは不要だ。
なお、ICPライセンスは、中国内のネットワークを通じてサービスを提供するドメインに必要なライセンス。PSB Beianライセンスは、中国内のネットワークを通じてWebサービスを提供するドメインに必要なライセンス。
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