ITエンジニアの平均年収をGitHubの活動履歴などから予測する機能をファインディがβ版で公開平均年収1000万円となる「スキル偏差値」は?

転職サービス「Findy」を運営するファインディが、ITエンジニアやWebエンジニアを対象とした年収予測機能をβ版として公開した。「エンジニアに、市場価値アップを見据えた技術成長を意識する機会を提供する」としている。

» 2019年11月28日 08時00分 公開
[@IT]

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 転職サービス「Findy」を運営するファインディは2019年11月27日、ITエンジニアやWebエンジニアを対象とした年収予測機能をβ版として公開した。GitHubの活動履歴などを基にファインディが解析した「スキル偏差値」と、Findyに登録した職種や経験年数などから算出する。

 Findyのスキル偏差値は、GitHubの日本ユーザーの公開リポジトリを解析してファインディがスコア化した値。記述したコード量や、他のプロジェクトへの貢献度、他者からのコードの支持やアカウントの影響力を中心に解析したという。

平均年収1000万円となる「スキル偏差値」は?

 同社は年収予測機能を提供するに当たって、Findyのスキル偏差値とユーザーの情報の関係を分析した結果、「Findyのスキル偏差値と年収が相関することが分かった」としている。例えば、Findyのスキル偏差値が60で平均年収は500万〜550万円となり、平均年収が900万〜1000万円になるには73以上のスキル偏差値が必要になる。さらに、職種やマネジメント経験、経験年数なども平均年収に影響するという。

Findyのスキル偏差値と年収の関係(出典:ファインディ)

年収予測機能を公開した理由

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