Azure Site Recoveryのディザスタリカバリー機能は今後、Azure利用の保護シナリオに集中:Microsoft Azure最新機能フォローアップ(101)
「Azure Site Recovery」は、オンプレミスのプライベートクラウドやMicrosoft Azure上の仮想マシンに、ディザスタリカバリー(災害復旧)機能を提供するクラウドサービスです。Azure Site Recoveryはさまざまな保護シナリオに対応してきましたが、今後はAzureを利用したディザスタリカバリー機能に投資を集中することが発表されました。
Microsoft Azureの「Recovery Services」の「Azure Site Recovery」は、プライマリサイトとセカンダリサイト(復旧サイト)間で継続的なレプリケーションを行い、プライマリサイト障害(またはメンテナンス時)のフェイルオーバーによるセカンダリサイトへの素早い切り替えと、ワークロードの継続を可能にするディザスタリカバリー(災害復旧)機能を提供するものです。
Azure Site Recoveryは、オンプレミス間やオンプレミスからAzure、Azureのリージョン間で、Hyper-VやVMware仮想マシン、物理サーバを保護するさまざまなシナリオに対応していますが、Microsoftは今後、Azureへの保護シナリオに投資を集中します。
これに伴い、現在サポートされている「System Center Virtual Machine Manager(VMM)」を利用したオンプレミスのサイト間と、オンプレミスとAzure間の保護シナリオは「2023年3月1日」に廃止されることが発表されました。
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