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» 2020年03月18日 05時00分 公開

「コロナ疲れ」「コロナ鬱(うつ)」に陥らないために仕事が「つまんない」ままでいいの?(63)(4/4 ページ)

[竹内義晴(特定非営利活動法人しごとのみらい),@IT]
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情報をコントロールして、平常心を保とう

 非常時の「情報戦」との関わり方をみてきました。

 私たちが世の中の動きを知る上で、そして正確な判断をする上で、情報はなくてはならないものです。

 けれども、テレビやインターネットをはじめ、非常に多くの情報があふれている今、情報を適切に選択しないと流されてしまいがちです。特に非常時は、感情や気分までも支配されてしまいます。

 私は今まで、災害時のボランティアに何度か行ったことがあります。それぞれの現場は本当に壮絶で、第一線で動いている人たちは、「取りあえず、今できることをやろう」「事態を収拾しよう」と懸命に取り組んでいます。新型コロナウイルス感染症なら、医療従事者や行政機関の人々、学校の先生方などがまさにそうでしょう。本当に頭が下がる思いです。

 また、災害現場に行くと、こうも思います。「報道で見ていた内容とは、全然違うな」と。例えば、まだ記憶に新しい2019年に起こった台風19号。長野県の千曲川が氾濫した現場へボランティアに行きましたが、それはもう壮絶でした。

 でも、メディアで伝えられている情報を見ているときには、その苦労が分からない。だから、多くの人が良かれと思って、「もっとああすべき」「こうすべき」と持論を展開したくなる……それも、仕方がないんだと思います。

 だけど、そのようなネガティブ情報ばかりに無防備に触れていると、どうしても疲れてしまいます。非常時に大切なのは、できるだけ平常心を保つこと。そして今、自分にできることをする。平常心を保つためにも、情報を意識的にコントロールし、自分を守ることを心掛けてみてはいかがでしょうか。

平常心、平常心

筆者プロフィール

竹内義晴

しごとのみらい理事長 竹内義晴

「仕事」の中で起こる問題を、コミュニケーションとコミュニティーの力で解決するコミュニケーショントレーナー。企業研修や、コミュニケーション心理学のトレーニングを行う他、ビジネスパーソンのコーチング、カウンセリングに従事している。

著書「感情スイッチを切りかえれば、すべての仕事がうまくいく。(すばる舎)」「うまく伝わらない人のためのコミュニケーション改善マニュアル(秀和システム)」「職場がツライを変える会話のチカラ(こう書房)」「イラッとしたときのあたまとこころの整理術(ベストブック)」「『じぶん設計図』で人生を思いのままにデザインする。(秀和システム)」など。


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