Microsoftは、オンデマンドでフルマネージドの開発環境を提供する「Visual Studio Online」に自分のマシンを登録できる機能を改良した。登録時に「Visual Studio Code」は不要だ。
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Microsoftは2020年4月9日(米国時間)、オンデマンドでフルマネージド開発環境を提供する「Visual Studio Online」に自分のマシンを登録できる機能の改良について紹介した。
Visual Studio Onlineは現在、パブリックプレビュー段階にあり、コードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VS Code)や統合開発環境(IDE)の「Visual Studio」、Webブラウザベースのエディタを使って、どこからでもアクセスできる。
さらに、Visual Studio Onlineに自分のマシンを登録し、VS CodeやWebブラウザベースのエディタからリモートでアクセスすることも可能だ。この機能は、次のような開発者に役立つ。
Microsoftは、Visual Studio Onlineに自分のマシンを登録する機能を次のように改良した。
これまで、マシンを登録するには、VS Codeを起動して操作しなければならなかった。SSH(Secure SHell)でアクセスしたいだけの場合や、リモートデスクトップ(RDP)のインストールとセットアップをしたくない場合は、マシンをクラウド経由でVisual Studio Onlineに接続することはできなかった。
だが、今回のCLIのプレビュー版では、WindowsやLinux、macOSで、Windows ServerやヘッドレスOSシナリオをサポートした。導入しやすいように、CLIのプレビュー版はLinuxで「apt」を、macOSでは「Homebrew」を使ってインストールできる。Windowsでは近いうちに「chocolatey」を使ったインストールも可能になる。
CLIプレビュー版のインストール手順は次の通り。
CLIをインストールしたら、「vso start」を実行してマシンを登録し、現在のリージョンで作成済みのプランを選択する。
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