「中堅中小企業はITインフラ向けの要員や予算が少ない」 IDCがITインフラサービスへの投資動向調査2020年度はリモートアクセスへの投資が拡大

IDC Japanは、ITインフラストラクチャサービスへの投資動向に関する調査の結果を発表した。2019年度に最も投資された技術領域は「サイバーセキュリティ」だったのに対して、2020年度は「リモートアクセス」への投資が大きくなりそうだ。

» 2020年08月31日 08時00分 公開
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 IDC Japanは2020年8月27日、ITインフラストラクチャサービスへの投資動向に関する調査の結果を発表した。国内691社のCIO(最高情報責任者)やIT部門のマネジャーなどを対象に調査した。

画像 従業員規模別、2020年に投資を計画/検討しているITインフラ分野テクノロジー領域(出展:IDC Japan

 IDCによると「ITインフラストラクチャ向け支出比率の高い企業は、クラウドを活用することでITインフラストラクチャ領域のコスト削減を図っている」という。サイバーセキュリティとコスト削減がITインフラストラクチャ領域での課題としている企業が多いためだ。調査結果を見ると、従業員規模が大きい企業ほどクラウドインフラストラクチャサービスの利用率が高かった。

サーバやストレージ、ネットワークの仮想化に積極的なのは従業員1000人以上の企業

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