2021年のサイバーセキュリティ動向を予測 ファイア・アイクラウドサービスへの攻撃が増加

FireEyeは2020年11月、2021年における世界のサイバーセキュリティ動向を予測した報告書「グローバル・リセット:サイバーセキュリティ予測2021」を発表した。日本法人執行役副社長兼CTOの岩間優仁氏に、同書が示す2021年のセキュリティトレンドなどを聞いた。

» 2020年12月14日 11時00分 公開
[松林沙来@IT]

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ファイア・アイ 岩間優仁氏

 FireEyeは2020年11月、2021年における世界のサイバーセキュリティ動向を予測した報告書「グローバル・リセット:サイバーセキュリティ予測2021」を発表した。報告書は、同社のCIO(最高情報責任者)、CTO(最高技術責任者)含む幹部らが執筆。2020年12月8日、同社日本法人のファイア・アイはこの日本語訳を発表した。同社執行役副社長兼CTOの岩間優仁氏に、同書が示す2021年のセキュリティトレンドなどを聞いた。

 報告書では、2021年に注目すべき領域として「世界的パンデミックの影響」「クラウドセキュリティ」「ランサムウェア利用の持続と拡大」「セキュリティ有効性検証」などを挙げている。

「世界的パンデミックの影響」――リモートワークが脆弱性を広げる

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