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» 2021年08月02日 05時00分 公開

単一のメールアドレスにサブアドレスを追加して用途別に使い分ける方法【Gmail】Tech TIPS

Webサービスなどを利用する際、メールアドレスの入力が必要なことがある。普段利用しているメールアドレスを利用したくない場合もあるだろう。そのような場合、Gmailのエイリアス機能を使って、そのWebサービス専用のメールアドレスを作るとよい。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

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対象:Gmail(Windows OS)


サービスごとに異なるメールアドレスを使うには サービスごとに異なるメールアドレスを使うには
Webサービスごとに異なるメールアドレスを登録すれば、メールの振り分けなどが簡単に行えたり、メールアドレスの漏えいが発生した場合でも漏えい元が簡単に把握できたりする。Gmailならば、簡単にメールアドレス(エイリアス)を作成して、用途ごとに使い分けることができる。

 Webサービスなどを利用する際、そのサービスのアカウントとしてメールアドレスを入力しなければならないことが多い。ただ、サービスによっては、広告メールやメールマガジンが頻繁に送られてきて、大事なメールが埋もれてしまったり、不要なメールマガジンを削除するのが面倒だったりする。

 そのため、サービス登録用のメールアドレスを別個に作成している人もいるのではないだろうか。ただ、サービスの変更や終了の案内などが届くこともあるので、サービス登録用のメールアドレスを放置しておくこともできない。たまにはそのメールアドレスの確認が必要になるので、少々面倒だ。

 Gmailアドレスを使っているのであれば、Gmailのエイリアス機能を利用することで、サービスごとにメールアドレスを作成し、フィルタ機能でラベルを付けたり、アーカイブに直接移動させたりすることも可能だ。

 エイリアスというと、本来は「別名」という意味だが、Gmailではオリジナルのメールアドレスに文字を付加して、複数のメールアドレスを作成できる機能である。Webサービスごとに別のメールアドレスを作成して登録することで、メールアドレスの漏えい対策などにもなる。

 そこで、Gmailでエイリアス機能を使ったメールアドレスの追加方法を紹介しよう。なお、エイリアス機能を使ったメールアドレスの作成は、PC版(Windows OS版/macOS版/Chrome OS版)のGmailでの設定が必要になる。本Tech TIPSでは、Windows OS上での操作方法を紹介するが、macOSやChrome OSでも同様の手順で設定が可能だ。なお原稿執筆時点では、Android/iOSのGmailアプリでは設定できなかった。

Gmailの「エイリアス機能」とは?

 Gmailのエイリアス機能で追加できるメールアドレスは、オリジナルのメールアドレス(例えば「example@gmail.com」)に対して、「+abc」など「+」の後に文字列を付加することで作成できる。この場合、メールアドレスは「example+abc@gmail.com」となるが、元のGmailアドレスにひも付いており、example@gmail.comと同じ受信トレイに届く。

 「+abc」の部分を登録するWebサービスごとに変更すれば、宛先(To)を見るだけで、どのWebサービスから送信されたメールなのかが判別できるわけだ。メールアドレスが漏えいした場合も、どこから漏えいしたかがメールアドレスで判別できる。

 単にエイリアス機能によるメールアドレス宛てのメールを単に受信するだけなら、特にGmailの設定を変更する必要はない。「example+abc@gmail.com」の「abc」が何であっても、そのメールアドレス宛てのメールは元の「example@gmail.com」のメールボックスに届くからだ(言うまでもなく「abc」の部分はメールアドレスの一部として許される文字列である必要がある)。

 ただ、「example+abc@gmail.com」を送信者としたメールを送信するには、Gmailの設定を変更して、エイリアス機能を使ったメールアドレスをGmailに認識させる必要がある。メールでやりとりをする可能性があるWebサービス向けのエイリアスについては、以下の設定をしておいた方がよいだろう。また、以下の設定を行っておけば、どのメールアドレス(エイリアス)が設定されているのかひと目で分かるので、メールをやりとりしない場合でも設定しておくとよい。

Gmailでメールアドレスを追加する

 では、エイリアス機能を使ったメールアドレスを作成していこう。それには、WebブラウザでGmailを開き、メールアドレスを追加したいGoogleアカウントでログインする。検索ボックスの右側にある[歯車]アイコンをクリックして「クリック設定」を開き、[すべての設定を表示]ボタンをクリックする。

 [設定]画面が開くので、[アカウントとインポート]タブを開く。「名前」欄の[他のメールアドレスを追加]リンクをクリックし、[自分のメールアドレスを追加]ウィンドウの「メールアドレス」に「+<文字列>」を付けたメールアドレスを入力する。オリジナルのメールアドレスが「example@gmail.com」であれば、「example+abc@gmail.com」といった具合だ。Webサービスごとにメールアドレスを作りたいのであれば、「+」の後ろには、Webサービスの名称や略称など、アドレスだけで判別できるような文字列を付けるとよい。

 「エイリアスとして扱います」のチェックは外さず、[次のステップ]ボタンをクリックする。これだけで、新しいメールアドレスが作成できる。

Gmailでメールアドレスを追加する(1) Gmailでメールアドレスを追加する(1)
WebブラウザでGmailを開き、[歯車]アイコンをクリックする。メニューが表示されるので、[すべての設定を表示]をクリックする。
Gmailでメールアドレスを追加する(2) Gmailでメールアドレスを追加する(2)
[アカウントとインポート]タブを開き、「名前」欄の[他のメールアドレスを追加]をクリックする。
Gmailでメールアドレスを追加する(3) Gmailでメールアドレスを追加する(3)
「メールアドレス」欄に「<元のアドレス>+<文字列>@gmail.com」を入力する(「+abc」などをアドレス部分に追加する)。
Gmailでメールアドレスを追加する(4) Gmailでメールアドレスを追加する(4)
[アカウントとインポート]タブの「名前」欄に作成したメールアドレス(エイリアス)が追加される。

 [設定]画面の[アカウントとインポート]タブにある「名前」欄に作成したメールアドレスが表示されるはずだ。

 試しに作成したメールアドレス宛てにメールを送信してみるとよい。「example+abc@gmail.com」宛てに送信しても、「example@gmail.com」の受信トレイに届くことが確認できるだろう。

 なお、Webサービスなどによっては、「+」の付いたメールアドレスが登録できないこともあるので、メールアドレスを作成する前に登録可能かどうかの確認を行うとよい。

フィルタ機能でラベルを付ける

 エイリアス機能で作成したメールアドレスで届いたメールが分かるように、フィルタ機能を使ってラベルを付けておくとよい。ラベルを付けると、一括で削除したり、アーカイブしたりできるからだ。

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