initは2021年11月20日、プログラミング学習に関する調査結果を発表した。それによると86%が「プログラミング学習で挫折を経験したことがある」と回答した。
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initは2021年11月20日、プログラミング学習に関する調査結果を発表した。86%の人がプログラミング学習で「挫折」を経験しており、その理由として最も多かったのは「分からないことが多過ぎること」だった。
調査はプログラミング学習経験者300人を対象に実施した。
プログラミング学習をつらいと感じた時期は「1カ月」と回答した割合が38%、「3カ月以内」が22%で、全体の6割が3カ月以内に挫折を経験していた。
プログラミング学習がつらいと感じる理由について聞くと、「分からないことが多過ぎる」と回答した人が最も多く、31%を占めた。次いで、「エラーの解決に時間がかかる」が25%、「今の学習方法が正しいのか不安になる」が15%だった。
プログラミング学習の方法で最も多かったのは「書籍」(30%)だった。以下、「YouTubeやUdemyなどの動画サイト」(26%)、「学校」(15%)、「プログラミングスクール」(11%)と続いた。
プログラミング学習で挫折しないために必要なものについて聞くと「不明点を気軽に聞ける環境」(43%)、「プログラミング学習が楽しいと思える環境」(16%)、「自分に合うカリキュラム内容」(10%)がトップ3に挙がった。
initは「プログラミング学習では分からないコードや予期せぬエラーが頻発するとしており、プログラミング学習者はそれを解決することは難しいので、そのとき不明点を気軽に聞けると挫折しにくい」と指摘している。
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