前回は人から譲り受けたWindows 10 PCを再利用するためにきれいな状態にリフレッシュしました。直接Windows 11を新規インストールしなかったのは、無料アップグレードのためでもありますし、メーカー提供のユーティリティーやドライバのためでもあります。
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前回、「PCのリセット」で「Windows 10」のHomeエディション(x64版)、バージョン21H2をクリーンな状態にリフレッシュしました。今回は、その続きで、「Windows 11」への無料アップグレードを行います。その前に、今回もシステムイメージの作成から始めます。前回までの作業で作り上げたWindows 10環境をフルバックアップしておくことで、万が一のときにアップグレード前のWindows 10環境を完全に復元できるようにしておきます(画面1)
前回も説明しましたが、今回セットアップしているPCは人から譲り受けたPCであり、惜しくもCPUモデルだけがWindows 11のシステム要件を満たしていません。そのため、Windows 11がWindows Updateを通じて配布されることはありません。今回は以下のサイトで公開されているツールで作成したインストールメディアを使用します。
Windows 11のシステム要件を満たしていないPCでWindows 11のセットアップを開始しても、「このPCは現在Windows 11のシステム要件を満たしていません」と表示され、続行することはできません(画面2)。
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