OutSystemsジャパンは、ローコード開発プラットフォームの新製品「OutSystems Developer Cloud」(ODC)の提供を開始した。同社は「セキュリティを含む、クラウドネイティブなアプリケーション開発運用に求められる全ての要素を備えたマネージドサービスだ」と説明している。
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OutSystemsジャパンは2023年4月14日、「OutSystems Developer Cloud」(ODC)の提供を開始した。
OutSystemsは、2001年にポルトガルのリスボンで創業したローコード開発ツールベンダーで、日本法人は2017年に設立されている。同社の「OutSystems Platform」は、ドラッグ&ドロップを中心とした操作で、ユーザーインタフェースやビジネスロジック、データモデルを作成できるビジュアル開発環境に、アプリケーション(以下、アプリ)のライフサイクル管理機能を備えた統合プラットフォームとして提供されている。
開発できるアプリの幅広さ、柔軟な外部システムとの連携機能などが特長となっており、国内でも、業務アプリのフロントエンド開発や、レガシーシステムのマイグレーションツールとしての利用など、さまざまな用途で採用実績がある。
OutSystemsジャパンの廣瀬 晃氏(ソリューションアーキテクト マネージャー)は「さまざまな自動化のテクノロジーが登場しているにもかかわらず、ソフトウェア開発産業はいまだに“手作業”に頼っている部分が多く、それが開発現場における生産性向上の妨げとなっている。OutSystemsは、ソフトウェアの開発、運用作業を自動化するための環境を提供することで、そうした課題の解決に貢献する」と語る。
今回、国内での提供を開始したODCは、2022年11月に開催されたカンファレンスイベント「NextStep 2022」においてグローバルに発表されたもの。以前は「Project Neo」のコードネームで呼ばれていた。
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