中国発のChrome OS「FydeOS」とは何者か? その実力を探る:中古PC活用

もしかするとWindows 11に対応できないため、廃棄を検討しているPCはないだろうか。それなりの性能があるのであれば、廃棄はもったいない。Chrome OSを使うことで、Windows 11に対応できないPCも、十分活用できる可能性があるからだ。Googleが提供しているChrome OS(Chromium OS)「ChromeOS Flex」が有名だが、今回はもう1つのChrome OS「FydeOS」を取り上げる。

» 2023年09月01日 05時00分 公開
[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

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もう1つのChrome OS「FydeOS」を試す もう1つのChrome OS「FydeOS」を試す
PC向けのChrome OSは、Googleが提供する「ChromeOS Flex」が有名だが、もう1つ、Fyde Innovationsが提供する「FydeOS」がある。今回は、ChromeOS Flexとの比較を交えながら、FydeOSを取り上げる。

 Windows 11では、古いプロセッサやTPM 2.0未搭載のPCがサポート対象外となってしまったため、Windows 11に移行できないPCが現役を引退することになる。Windows 11に対応できないノートPCなどが、十分な性能を維持しているにもかかわらず、中古PCとして比較的低価格で販売されている。

 こうしたWindows 11に対応できないPC向けとして、Googleから「ChromeOS Flex」が提供されている(ChromeOS Flexについては、中古PC活用「GoogleのPC向け無料OS新版「ChromeOS Flex」をインストールしてみる」を参照のこと)。ChromeOS Flexは、オープンソースの「Chromium OS」をベースにWindows PCやIntel Macでの動作を可能にしたものだ。

 以前は、Chromium OSをWindows PC向けにビルドしたものを提供するWebサイトも幾つかあったが、その多くがサービスを終了してしまっている。Chromium OSが32bit版と64bit版に分かれて、ビルドの手間が増えたことや、最新のバージョンをビルドしても、それだけではWindows PCで安定的に動作しないことなどが理由のようだ。

 編集部で調べた限りでは、Chromium OSをベースにWindows PCで実行可能なOSを提供しているのは、GoogleのChromeOS FlexとFyde InnovationsのFydeOSの2つに絞られてしまったようだ(ChromeOS FlexのベースとなっているNeverwareのCloudReadyは提供が終了している)。

 ChromeOS Flexについては、中古PC活用「GoogleのPC向け無料OS新版「ChromeOS Flex」をインストールしてみる」で紹介しているので、ここではもう1つのChrome OS「FydeOS」を、ChromeOS Flexと比較しながら紹介していこう。なお、必ずしも全ての環境で動作が保証されるものではないので、利用については自身の判断で行ってほしい。

FydeOSとは

 FydeOSは、もともと英国に本社があったFlint Innovationsが開発していた「Flint OS」に起源を持つ。Flint Innovationsは、同じくChromium OSをベースとする「CloudReady」を開発していたNeverwareに買収されてしまった(その後、NeverwareはGoogleに買収されている)。Flint OSの開発はNeverwareには引き継がれず、Flint OSの開発プロジェクトは中止されてしまった。

 しかし、どういった経緯なのか不明だが、Fyde Innovationsが中国人学生向けにFydeOSとして開発を継続することになったようだ。現在、FydeOSは、Chromium OSをベースにオープンソースで開発が進められている。

 FydeOSとして公開された当初は、OS自体は日本語に対応していたものの、紹介Webページは中国語のみで、利用に際して独自のFydeOSアカウントが要求されるなど、日本のユーザーに若干紹介しにくいものとなっていた。その後、英語の紹介Webページが追加され、アカウントもfydeアカウントだけでなく、Googleアカウントによる利用も可能になるなど、日本のユーザーにもハードルが低いものとなっている。

 原稿執筆時点において、FydeOSはPC向けの「FydeOS for PC」(インストール先となるPCの古さによって3種類)、特定のデバイス(PC)に依存した「FydeOS for You」(Surface Pro 8向けなど21種)、VMwareの仮想マシン用の「FydeOS for VMware」、企業向けの「FydeOS Enterprise Solution」が提供されている。

  FydeOS for PC FydeOS for VMware FydeOS for You FydeOS Enterprise Solution
Androidサブシステム ○ ○ ○ ○
Linuxサブシステム ○ − ○ ○
特定デバイスのサポート − − ○ ○
FydeOSクラウドサービス ○ ○ ○ ○
FydeOSリモートデスクトップ ○ ○ ○ ○
OTAアップデート ○ − ○ ○
最新のプライバシーポリシー ○ ○ ○ ○
ドキュメント ○ ○ ○ ○
コミュニティーサポート ○ ○ ○ ○
サポートチケット − − ○ ○
ヘルプデスク − − − ○
リモート管理 − − − ○
Chrome Enterprise互換 − − − ○
ポリシーのサポート − − − ○
OSのカスタマイズ − − − ○
FydeOSのエディションごとの提供される機能

 有償なのは、特定のデバイス(PC)に依存した「FydeOS for You」と「FydeOS Enterprise Solution」で、「FydeOS for PC」と「FydeOS for VMware」は無料で利用可能となっている。ちなみに「FydeOS for You」は14.99ポンド/年(約2762円/年)、「FydeOS Enterprise Solution」は要問い合わせである。詳細は、FydeOSの「Pricing」ページを参照してほしい。

ChromeOS FlexとFydeOSの主な違い

 ChromeOS FlexとFydeOSは、同じChromium OSがベースとなっているため、OS自体に大きな違いはないが、機能面などに若干の違いがある。主な違いを下表にまとめてみた。

  ChromeOS Flex FydeOS
ベースOS Chromium OS(CloudReady) Chromium OS(Flint OS)
開発元 Google Fyde Innovations
価格 無料 無料(一部のバージョンは有料)
アカウント Googleアカウント fydeアカウント/Googleアカウント
Linuxサポート ◯ ◯
Androidアプリの実行 × △
仮想マシンへのインストール × ◯(主な仮想化ソフトウェア対応イメージ配布)
バージョン(2023年8月末現在) バージョン115 FydeOS v17.0-SP1(Chromium 114)
ChromeOS FlexとFydeOSの主な違い

 Googleが自身でChromeOS FlexとしてPC向けにChrome OSの提供を開始したいま、他のベンダーのChromium OSを使う意味があるのか、という疑問もあるだろう。しかし上表の通り、FydeOSはAndroidアプリのサポートを行うなど、Chromebookに搭載されているChrome OSに近い機能がサポートされている点に魅力がある。

FydeOSをインストールする

 無料で利用できる「FydeOS for PC」を実際にインストールしてみて、FydeOSの機能などについて見ていこう。

FydeOSのインストールイメージをダウンロードする

 まず、Webブラウザで以下のURLでFydeOSのダウンロードページを開き、「FydeOS for PC」のインストールイメージをダウンロードする。

 なおオープンソース版のopenFydeは、GitHubの以下のページでダウンロード可能だ。

 ここでは、「FydeOS for PC」ページからダウンロードする手順でインストール方法を紹介する。

 「FydeOS for PC」ページを開くと、インストール先となるPCの世代などによって3種類から選択可能だ。Windows 11に移行できないPCをChromebookとして使うというのであれば、「PC with legacy(circa 2010-2017) ……」か「PC with AMD or Intel processor(circa 2011 and after)……」のどちらかを選ぶことになる。選択に迷った場合は、「Help me choose the right FydeOS for PC variant」ページで各イメージが対応するプロセッサが確認できるので、このページを参照して選択するとよい。

 ダウンロードしたいイメージの選択肢をクリックすると、ダウンロードページが開くので、「Download」欄の[Official download]ボタンをクリックすると、圧縮されたインストールイメージ「FydeOS_for_PC_v17.0-SP1-io-stable.img.xz」などがダウンロードできる。

FydeOSのインストールイメージをダウンロードする(1) FydeOSのインストールイメージをダウンロードする(1)
FydeOSのトップページは、Chrome OSのデスクトップ風のデザインを採用する。ただ、少々分かりにくいので注意が必要だ。
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FydeOSのインストールイメージをダウンロードする(2) FydeOSのインストールイメージをダウンロードする(2)
ダウンロードページが開いたら、左メニューで[FydeOS for PC]を選択する。右側にインストール先のPCによる3つの選択肢が表示されるので、自分のPCの世代に合わせてインストールイメージを選択する。
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FydeOSのインストールイメージをダウンロードする(3) FydeOSのインストールイメージをダウンロードする(3)
[Official download]ボタンをクリックすると、圧縮されたインストールイメージがダウンロードできる。7-zipなどを使って展開(解凍)すると、USBメモリに書き込めるインストールイメージになる。

FydeOSのインストール用USBメモリを用意する

 Windows 10/11のデフォルト機能では、.xzファイルの展開が行えないので、7-Zipをインストールして、展開を行う(7-zipについては、Tech TIPS「ZIPファイルにパスワードを付ける」を参考にしてほしい。

 データを消してもよいUSBメモリをPCに差し、「Rufus」や「balenaEtcher」などのブートUSB作成ツールを使って、インストールUSBメモリを作成する(Rufusについては、Tech TIPS「Windows OSのインストールUSBメモリを作る(Rufus編)」も参照してほしい)。USBメモリは、8GB以上の容量が必要になる。USBメモリ上でFydeOSを実行したい場合は、16GB以上が望ましい。

インストールUSBメモリから起動してFydeOSをインストールする

 作成したインストールUSBメモリからPCを起動すると、FydeOSの初期設定画面が表示される。ここで、言語(日本語)やキーボードの言語(日本語)を選択し、画面を進めると、「FydeOSのご利用開始」画面が表示される。ここでは、「FydeOSをインストール」と「試してみる」の2つから選択でき、「試してみる」を選択すると、FydeOSをPCにインストールせず、USBメモリ上で実行できる。PCにインストールする場合は、「FydeOSをインストール」の方を選択し、[次へ]ボタンをクリックする。

 ここでは、PCにインストールするとして話を進める。次の画面では全てのディスク領域をFydeOSとするか、マルチブート(Windows 10などと切り替えて起動)とするかの選択が行える。ディスク容量に余裕があるのであれば「Multi-boot installation(マルチブートインストール)」を選択してもよいだろう。ここでは「Full disk installation」を選択したとする。

 次にインストール先の確認画面が表示されるので、容量などを確認の上、[インストール]ボタンをクリックする。これでFydeOSのPCへのインストールが開始される。しばらくすると、「Installation completed」画面が表示されるので、[シャットダウン]ボタンをクリックし、PCの電源が落ちるのを待つ。シャットダウンするまで意外と時間がかかるので注意してほしい。30分以上待ってもシャットダウンできないようならば、電源ボタンの長押しなどで強制的に電源を落とすとよい。

USBメモリからFydeOSを起動する(1) USBメモリからFydeOSを起動する(1)
作成したインストールUSBメモリから起動する。最初に「言語とキーボードの選択」画面が表示されるので、言語とキーボードともに[日本語]を選択する。
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USBメモリからFydeOSを起動する(2) USBメモリからFydeOSを起動する(2)
言語が「日本語」になっていることを確認して、[始める]ボタンをクリックする。
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USBメモリからFydeOSを起動する(3) USBメモリからFydeOSを起動する(3)
ここで[試してみる]を選択すると、PCへのインストールは行われず、USBメモリ上でFydeOSを試すことができる。自分のPCで実行可能か不安な場合は一度、[試してみる]を選択して、USBメモリ上で実行してから、PCへのインストールを行うとよい。
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USBメモリからFydeOSを起動する(4) USBメモリからFydeOSを起動する(4)
[Multi-boot installation]を選択すると、既にインストール済みのOSとのデュアルブートが可能になる。FydeOSだけで使うのであれば、[Full disk installation]を選択して、[次へ]ボタンをクリックする。既にインストール済みのOSは利用できなくなるので注意してほしい。
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USBメモリからFydeOSを起動する(5) USBメモリからFydeOSを起動する(5)
インストール先のディスクを確認(複数のディスクが接続されている場合は容量などから判断する)し、[インストール]ボタンをクリックする。
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USBメモリからFydeOSを起動する(6) USBメモリからFydeOSを起動する(6)
「Installation completed」と表示されたら、[シャットダウン]ボタンをクリックし、PCの電源が落ちるのを待つ。

FydeOSをPCから起動する

 PCの電源が落ちたら、USBメモリを抜き、電源を入れる。これでPC内のディスクからFydeOSが起動するはずだ。

 FydeOSが起動したら、初期設定ウィザードが表示されるので、言語やキーボード、無線LANなどの設定を行う。FydeOS Terms of Service(利用規約)やPrivacy statement(プライバシーに関する声明)を確認し、[同意して続行]ボタンをクリックする。

 「Which online account would you like to use?」画面では、「FydeOS account」か「Google account」のどちらを使うかの選択が行える。「Google account」を選択すると、Google Chromeとの同期などが行える。ここは特別な理由がない限り、「Google account」を選択しておくのがよいだろう。

 後は、Googleアカウントでログインするなどすれば、FydeOSの利用が開始できる。

FydeOSをPCから起動する(1) FydeOSをPCから起動する(1)
PCからFydeOSを立ち上げると、初回は初期設定ウィザードが起動する。再び「言語とキーボードの選択」画面が表示されるので、言語とキーボードともに[日本語]を選択する。
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FydeOSをPCから起動する(2) FydeOSをPCから起動する(2)
言語が「日本語」になっていることを確認して、[始める]ボタンをクリックする。
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FydeOSをPCから起動する(3) FydeOSをPCから起動する(3)
ネットワークの設定を行う。無線LAN接続の場合、SSIDを選択し、パスワードの入力を行って、インターネット接続を行う。
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FydeOSをPCから起動する(4) FydeOSをPCから起動する(4)
利用規約を確認して、[同意して続行]ボタンをクリックする。
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FydeOSをPCから起動する(5) FydeOSをPCから起動する(5)
プライバシーに関する声明を確認し、[同意して続行]ボタンをクリックする。
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FydeOSをPCから起動する(6) FydeOSをPCから起動する(6)
アカウントの種類を選択する。通常は、[Google account]を選択する。
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FydeOSをPCから起動する(7) FydeOSをPCから起動する(7)
自分用に設定するのであれば[あなた]を選択、子供に使わせるのであれば[お子様]を選択し、[次へ]ボタンをクリックする。
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FydeOSをPCから起動する(8) FydeOSをPCから起動する(8)
Googleアカウントを入力し、[次へ]ボタンをクリックする。次の画面でパスワードの入力が求められるので、パスワードを入力してログインする。Googleアカウントの設定によっては、2段階認証も求められる。
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FydeOSをPCから起動する(9) FydeOSをPCから起動する(9)
テーマを選択する。後から変更できるので、取りあえず[自動]を選択しておけばよい。
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FydeOSをPCから起動する(10) FydeOSをPCから起動する(10)
ニュースレターの配信への同意などの確認が表示されるので、不要ならばチェックを外して[次へ]ボタンをクリックする。
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FydeOSをPCから起動する(11) FydeOSをPCから起動する(11)
FydeOSが起動する。設定方法や使い方などはChromebookやChromeOS Flexとほぼ同じだ。

 使い方は、Chromium OSベースのため、ChromeOS Flexと同じだ。アプリは、「chromeウェブストア」や独自の「FydeOS App Store」からインストールできる。ただ、Windows OSなどと比べ、それほど豊富なわけではないので期待しない方がよい。Chrome OS自体、基本的にWebブラウザを中心に利用するものだからだ。

アプリは独自の「FydeOS App Store」からダウンロード可能 アプリは独自の「FydeOS App Store」からダウンロード可能
FydeOSで使うアプリは、「chromeウェブストア」に加え、独自の「FydeOS App Store」からもダウンロード可能だ。ただし、登録されているアプリの数はそれほど多くない。

 FydeOSは、ChromebookやChromeOS Flexを使ったことのある人であれば、違和感なく利用できるはずだ。同じノートPCにChromeOS FlexとFydeOSをインストールして使ってみたが、性能などに違いを感じることはなかった。比較的古いPCであっても、十分に利用できると感じた。

Androidアプリの実行には制限あり

 FydeOSでは、前述の通り、Androidアプリの実行環境がサポートされている。最初にランチャーの[Android]アイコンをクリックし、初期設定(使用許諾への合意)を行うと、FydeOS上のAndroid実行環境の設定画面が表示される。

Android実行環境を有効化する(1) Android実行環境を有効化する(1)
ランチャーで[Android]をクリックして、Android実行環境を起動する。初回は利用規約の確認画面が表示されるので、チェックを入れて[Launch]ボタンをクリックすることで有効化する。
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Android実行環境を有効化する(2) Android実行環境を有効化する(2)
Android実行環境の設定画面が表示される。Androidアプリの通知などの設定はこの画面で行う。

 Androidアプリは、「FydeOS App Store」の「Android apps」画面でインストールできる。ただ、Google Playストアとは異なり、アプリの数はかなり限定的だ。

Androidアプリをインストールする(1) Androidアプリをインストールする(1)
FydeOSは、Google Playストアをサポートしていない。そのため、Androidアプリのインストールは独自のアプリストア「FydeOS App Store」を使って行うことになる。「FydeOS App Store」を起動したら、左メニューで「Android apps」を選択する。登録されているAndroidアプリの一覧が表示されるので、アプリアイコンをクリックしてインストールを行えばよい。
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Androidアプリをインストールする(2) Androidアプリをインストールする(2)
Apple Musicアプリをインストールしてみた。Androidのスマートフォンと同様、Apple Musicアプリで音楽の再生が行えた。

 また、AmazonのFireタブレットと同様、Google Play開発者サービスやGoogle Playストアアプリがインストールされていないため、「FydeOS App Store」に登録されていないアプリを実行するのも難しい。実際、弊社で開発しているAndroidアプリ「ロケスマ」の.apkファイルを実行してみたところ、やはりGoogle Play開発者サービスがないため、地図の表示が行えなかった。

Google開発者サービスは未サポート Google開発者サービスは未サポート
.apkファイルを使って、「FydeOS App Store」にないアプリをインストールしてみた。しかし、Google開発者サービスがインストールされていないため、残念ながら多くの機能が実行できなかった。

 Google Play開発者サービスなどをインストールすることで、「FydeOS App Store」にないAndroidアプリの実行も可能であると思われるが、ライセンス的に問題があるので推奨はできない。せっかくのAndroidアプリの実行環境なので、Google Play開発者サービスやGoogle Playストアのサポートが行われることに期待したい。

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