経営幹部1400人以上に対するGartnerの調査によると、45%が生成AIの試験運用を行っていると回答し、10%が生成AIの本番運用を行っていると回答した。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
調査会社のGartnerは2023年10月3日(米国時間)、2023年9月に実施した1400人以上の経営幹部に対する調査結果を発表した。それによると、経営幹部の45%が生成AI(人工知能)の試験運用を行っていると回答し、10%が生成AIの本番運用を行っていると回答した。2023年3〜4月に実施した調査では、前者の割合は15%、後者は4%にとどまっていた。
9月の調査は、企業における生成AIのコストとリスクに関するGartnerのウェビナーに参加した経営幹部を対象に行われ、1419人が回答した。
Gartnerのディスティングイッシュトバイスプレジデントを務めるフランシス・カラモウジス氏は、次のように説明している。「企業は生成AIについて話すだけでなく、それを前進させ、ビジネス成果を高めるために、時間、資金、リソースを投入している。実際、生成AIが10カ月前から広く注目されるようになって以来、生成AI投資を増やしていると回答した企業が55%に達している。CEOや取締役は、生成AIが持つ変革の可能性を生かそうとしており、この技術は両者にとって重要なテーマとなっている」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.