IPAは、「情報処理技術者試験」と「情報処理安全確保支援士試験」の出題範囲とシラバスを改訂した。ビジネス変革やデザイン、データとAIの活用など、DX推進に必要となる知識を評価するための対応を施した。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
情報処理推進機構(IPA)は2023年12月25日、「情報処理技術者試験」と「情報処理安全確保支援士試験」の出題範囲とシラバス(試験における知識や技能の細目)を改訂したと発表した。IPAによると「DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を担う人材に必要な素養や専門的なスキルを評価できるようにした」という。
変更対象のドキュメントは、科目Aと科目Bに関する試験要項とシラバス。試験区分は、科目AについてはITパスポート試験以外の全試験区分。科目Bについては情報セキュリティマネジメント試験と基本情報技術者試験、情報処理安全確保支援士試験が対象となる。なお、シラバスは全試験区分が対象だ。
主な変更内容は次の3点。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.