DXをどのように進めたらよいか分からず、焦りを覚えている中小企業のDX担当者や経営者のモヤモヤを吹き飛ばし、DX推進の一歩目を踏み出すことを後押しする本連載。第5回は、学ぶ場を創出することでDX人材を倍々に増やす、その方法と事例を紹介する。
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多くの企業では、DX(デジタルトランスフォーメーション)には専門分野に特化した人材が必要であり、そのために外部のDX人材の採用やコンサルの依頼からスタートすべきだと考えてしまいます。しかし、その活動には多大なコストが発生するため、いまだにDXに着手できないという膠着(こうちゃく)状態に陥っていることが散見されています。
しかし、連載第1回でお伝えしている通り、人材は育成することができますし、しかもそれは、それほど多大なコストをかけずとも実現可能です。今回は、「教えることは二度学ぶこと」をキーワードとして、学ぶ場を創出することでDX人材を倍々に増やす、その方法と事例を紹介します。
今、「DX」に続いて「リスキリング」という言葉がバズワードになっています。リスキリングとは、「新しい職業に就いたり、今の職業で必要とされる技能の大幅な変化に適応したりするために、必要なスキルを獲得する/できるようにすること」(引用:ITワード365)です。
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