「Sudo for Windows」リリース開始 未昇格のコンソールセッションから直接昇格コマンドを実行可能にGitHubでオープンソース化予定

MicrosoftはSudo for Windowsをリリースした。Sudo for Windowsは、ユーザーが未昇格のコンソールセッションから直接昇格コマンドを実行するために使われる。本記事ではSudoの設定方法などを紹介する。

» 2024年02月29日 08時00分 公開
[@IT]

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 Microsoftは2024年2月8日(米国時間)、「Windows11 Insider Preview Build26052」で「Sudo for Windows」をリリースした。Sudo for Windowsは、ユーザーが未昇格のコンソールセッションから直接昇格コマンドを実行するための手法だ。新しい管理コンソールを開くことなくコマンドを昇格させたいユーザーにとって、慣れ親しんだやり方を使用できるようになる。

 Microsoftでは、このプロジェクトをGitHubでオープンソース化する予定だ。現在GitHubリポジトリにプロジェクトに関する情報を追加しており、2024年2月以降、数カ月のうちに詳細を発表するという。

WindowsでSudoを有効にする方法

 WindowsでSudoを有効にするには、Windowsの設定から「For developers」に移動し、「Enable Sudo」をオンに切り替える。

(提供:Microsoft)

 管理コンソールセッションで次のコマンドを実行することでも有効化できる。

sudo config --enable <設定オプション>

Sudo for Windowsの設定オプション

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