本連載は、PowerShellコマンドレットについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は「Remove-Partition」コマンドレットを解説します。
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本連載では、Windows PowerShellの基本的なコマンドレットについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、コンピュータに接続されたディスク上のパーティションを削除する「Remove-Partition」コマンドレットです。
Remove-Partitionは、ディスク上のパーティションを削除するコマンドレットです。パーティションを削除するという操作は、普段はすることがないと思います。
パーティションの削除は、そのパーティションに格納されているデータも全て削除するという危険を伴う操作です。本コマンドレットを使用する場合は、必要なデータを消去してしまう危険性があることを十分理解した上で、慎重に操作してください。
オプション | 意味 |
---|---|
-DiskNumber | 削除したいパーティションが存在するディスク番号を指定する。「-DriveLetter」オプション指定時には省略可能 |
-PartitionNumber | 削除したいパーティションの番号を指定する。「-DriveLetter」オプション指定時には省略可能 |
-DriveLetter | 削除したいパーティションのドライブレターを指定する。省略可能 |
Remove-Partitionコマンドレットを「-DriveLetter」オプションを付けて実行すると、指定したドライブレターを持つパーティションを削除します(画面1)。なお、Remove-Partitionコマンドレットは管理者権限で実行する必要があります。
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