生成AIの用途として、与えられたプロンプトに応じてソースコードを生成したり補完したりするAIコードアシスタントに注目が集まっている。GitHubは記者説明会を開き、日本のAIプロジェクトへの貢献状況や、「GitHub Copilot」の現状、グローバルでのAI法規制を巡る同社の貢献を説明した。
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生成AI(人工知能)の用途として、与えられたプロンプトに応じてソースコードを生成したり補完したりするAIコードアシスタントに注目が集まっている。GitHubは2024年5月中旬に開いた記者説明会で、同社のAIコードアシスタントである「GitHub Copilot」の現状やAI法規制を巡る同社の貢献を説明した。
登壇したのは、GitHub Japanの日本・韓国エンタープライズ担当シニアディレクターである角田賢治氏、GitHub COO(Chief Operating Officer:最高執行責任者)であるカイル・デイグル(Kyle Daigle)氏、そして同CLO(Chief Legal Officer:最高法務責任者)のシェリー・マッキンリー(Shelley McKinley)氏の3人だ。
まず角田氏が、日本市場でのGitHubの利用状況について説明した。現在、300万人を超える開発者がGitHub上で活動しており、GitHubコミュニティーは2023年と比べて31%増加している。AIプロジェクトへの日本の参加者の貢献度は世界第3位だという。
GitHubは、AI技術を活用することで生産性向上、開発者の満足度向上、各企業のイノベーションの加速、セキュアな製品のリリースなどを支援している。角田氏は「GitHubプラットフォームにより、開発体制は新たな時代に突入し、企業は圧倒的な生産性の高さを実感している。GitHub Japanおよび各国のチームは、日本の企業とともに変革を推進し、日本経済の変革に貢献し続けたいと考えている」と語った。
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