Linux Foundation Japanは、「2024年 技術系人材の現状レポート」を公開した。生成AIツールの利用増加に伴い、求められるスキルや組織戦略がどのように変化しているかがまとめられている。
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Linux Foundation Japanは2024年7月9日、「2024年 技術系人材の現状レポート」を公開した。これは、ITプロフェッショナルの採用やトレーニングの担当者を対象に実施した、技術系人材市場の動向調査の結果をまとめたもの。Linux Foundation ResearchがLF Training & Certificationと協力して作成した調査レポート「2024 State of Tech Talent Report」の日本語版となる。
調査結果によると、企業の優先順位が「スキルアップ」や「クロススキリング」(自分の専門分野以外のスキルを習得すること)などに大きく移っていることが明らかになった。技術人材マネジメントの主要アプローチとしてスキルアップ戦略を挙げた企業の割合は47%、クロススキリング戦略は43%だった。Linux Foundation Japanは「全ての技術領域の大半の企業が、新規採用やコンサルタントの起用ではなく、スキルアップやクロススキリングを優先するようになる」と予測している。
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