CI/CDプラットフォームの老舗Buildkiteが「CI/CDパイプラインを開発者から隠すべきではない」と指摘する理由開発者中心のアプローチを強化するBuildkite

TechTargetは「CI/CDパイプラインに関するBuildkiteの取り組み」に関する記事を公開した。Buildkiteと同社の大規模ユーザーは、プラットフォームエンジニアリングの時代において「CI/CDパイプラインとテストは開発者チームの管轄下に置くべきだ」という考えを変えていない。

» 2024年11月28日 08時00分 公開
[Beth PariseauTechTarget]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 TechTargetは2024年10月11日(米国時間)、「CI/CDパイプラインに関するBuildkiteの取り組み」に関する記事を公開した。Buildkiteは設立から10年間、エンタープライズIT業界で注目されることは少なかったが、開発者中心という考え方をさらに主流に近づけようと、自社製品の拡大を続けている。

画像 Buildkiteは「CI/CDパイプラインは依然アプリケーション開発者の仕事だ」と考える(提供:TechTarget)

CI/CDパイプラインは開発者の手の届く範囲に

 Buildkiteは過去10年間、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)パイプラインプラットフォームを市場に展開しており、クラウドネイティブ企業の中でも著名な企業を顧客として獲得してきた。同社の強みは、自社インフラ上で運用できるビルド実行環境「セルフホステッドランナー」(作業エージェント)にあり、これによって企業はマルチクラウド環境でのビルドを効率的に管理できる。高いスケーラビリティを求める企業は、このランナーを活用してパフォーマンスを最適化できる。同社は、SaaS(Software as a Service)バックエンドとともに、一部の顧客に対してホスト型ランナーも提供している。

 BuildkiteのCEOと同社の顧客は、「CI/CDパイプラインを開発者から隠し、別のチームに管理させる」というプラットフォームエンジニアリングのトレンドに反対の立場を取っている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

Microsoft & Windows最前線2025
AI for エンジニアリング
ローコード/ノーコード セントラル by @IT - ITエンジニアがビジネスの中心で活躍する組織へ
Cloud Native Central by @IT - スケーラブルな能力を組織に
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。