OpenAI公式チートシートが注目 プロンプト作成は「構造化エンジニアリング」に2025年「AI」よく読まれた記事“10選”

2025年に公開された記事の中から、AIの話題で特に注目を集めた10本をランキング形式で紹介します。何が読者の関心を引いたのでしょうか。

» 2026年01月01日 08時00分 公開
[@IT]

 @ITでは、アプリケーション開発やAI(人工知能)、セキュリティ、クラウド、ネットワーク、サーバ&ストレージなど、ITに関わるさまざまなテーマの記事を日々取り上げています。こうした中で、どのような動向や技術が関心を集めたのでしょうか。

 本稿では2025年に公開された記事の中から、「AI」分野で特に注目を集めた10本を、記事へのアクセスや反響を基にランキング形式で紹介します。

1位:コーディング用の「GPT-5」チートシート(OpenAI公式):プロンプト作成は「職人技」から「構造化エンジニアリング」へ

 開発者向けに、GPT-5を最大限活用するための公式チートシートが話題に。プロンプト作成の基本が体系化され、初心者から上級者まで役立つ実践的な指針が示されている。

2位:正式リリースされたSpring AIを導入し、簡単なLLM操作アプリをJavaで作成してみよう

 Java×Spring AIで始めるAIプログラミングの入門連載。初回である今回は、Spring AIの概要とOpenAIを使って簡単なプログラムを実行するまでを紹介します。

3位:アンナ・カレーニナの法則(Anna Karenina Principle)とは?

 「成功には必要条件を全て満たさなければならないが、失敗は1つ欠けるだけで起こる」という原則。文学作品の一節に由来し、生態学や経営学など幅広い分野で引用されてきたが、近年では機械学習の分野においても言及されるようになった。

4位:商用利用も無料、サーバに依存しないローカルAIを作る「LM Studio」入門

 ChatGPTやGeminiなどのLLM(大規模言語モデル)は、翻訳や企画案の相談、文章の要約などビジネスシーンでも大いに役立つツールとなっている。しかし、個人情報や社内情報などを扱いたい場合は、情報漏えいなどのセキュリティ面に不安を感じることも多い。そこで、商用利用も無料になったLM Studioをインストールして、ローカルLLMを実行してみよう。

5位:ChatGPTライクなUIのローカルLLMを構築できるGPT4Allとは?

 ChatGPTやMicrosoft Copilotなどの生成AIサービスは「情報漏えいなどが心配」と感じているのならば、手元のWindows 10/11上でLLM(大規模言語モデル)を実行すればよい。ChatGPTライクなユーザーインタフェースを持つ「GPT4All」を使えば、簡単にLLMが利用可能だ。その使い方を紹介しよう。

6位:コーディングAIをもっと使いやすく、新標準「AGENTS.md」公開:いわばコーディングエージェント用の「README」

 コーディングエージェント用の新標準ファイル「AGENTS.md」の公式サイトが公開された。人間用の説明書「README.md」に相当するAI向けの指示書で、既に複数の開発ツールが対応を進めている。

7位:圧倒的コスパの高性能AI「Grok 4 Fast」が登場 Webなら“無制限・無料”で利用可能

 最上位モデル「Grok 4」と同等の性能を保ちながらコストを47分の1に削減し、数学ベンチマークでは90%超の精度を達成。Webでは無料かつ回数制限なしで利用でき、開発者向けにも格安APIが用意されている。

8位:ポランニーのパラドックス(Polanyi's Paradox)とは?

 人間は経験(=暗黙知)として知識を身に付けるが、それを言葉(=形式知)にして他人に伝えるのは難しい、という逆説を指す。このため、知的活動をAIに教えることも困難とされてきた。これはルールベースのAIの話であり、近年の機械学習では暗黙知に近い振る舞いを模倣できるようになってきている。ただし、本質的な課題は依然として残されている。

9位:GPUとLinuxでLLMを爆速実行してみよう Linux環境における「Ollama」の利用方法と対処例付きで解説

 手軽に試せるラップトップ環境で、チャットbotを提供するオールインワンの生成AI環境構築から始め、Kubernetesを活用した本格的なGPUクラスタの構築やモデルのファインチューニングまで解説する本連載。今回は、ローカルでLLMを高速に動作させるため家庭用GPUを用いた実行方法、設定のポイントや効果、モデルごとの生成速度の比較結果を紹介します。

10位:生成AIの必修用語10選 〜 もはや現代人の新常識に

 社会人から学生まで、今や現代人の大半は生成AIと無縁ではいられないでしょう。もはや“常識”となりつつある用語として「AI」「生成AI」「AGI」「ASI」「AIアライメント」「LLM」「ローカルLLM」「マルチモーダルAI」「エッジAI」「AIエージェント」の10語を紹介します。

 コーディングにおける「GPT-5」のチートシートに大きな反響がありました。2022年11月末に「ChatGPT」が公開されてから3年がたち、読者の主な関心事は「AIをいかにコントロールしつつ使いこなすか」「セキュリティやプライバシー、コストといった課題とどう向き合うか」というフェーズに移ったことを示唆するようなランキングとなりました。

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