無線LANの通信トラブルが頻発していた北里大学付属順天中学校・高等学校は、校内ネットワークインフラを刷新し、運用体制を見直した。どのように課題を解消したのか。
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2026年4月に北里大学の付属校となり、順天中学校・高等学校から名称を変更した私立の北里大学付属順天中学校・高等学校(以下、北里順天)は、校内ネットワークインフラを刷新した。校内全域で無線LANを利用できるようにした他、運用体制を見直したのが、取り組みの柱だ。
北里順天はこれまでも無線LANを導入し、生徒や教職員が利用できるようにしてきた。一方で主体的な学びを重視する探究学習や協働学習へのシフトに伴ってIT活用が進み、生徒が1人1台の端末を利用するようになって通信量が増加し、通信遅延や接続不良が発生していた。授業や校務に影響が生じるようになり、障害発生時の原因切り分けを担う教職員の負担も大きくなっていたという。
問題解決のために、北里順天はアライドテレシスの無線LANアクセスポイントを中心とした各種製品/技術を導入して、ネットワークインフラを刷新した(図)。どのような製品/技術を使い、何をどう見直したのか。
北里順天が導入した主な製品/技術は以下の通りだ。これらに加えてFortinetの次世代ファイアウォール「FortiGate 120G」シリーズも導入した。
アライドテレシス製品/技術群の選定に当たっては、機器性能だけではなく運用支援体制まで含めて総合的に評価した。教育機関向け案件に強いパートナーとの連携体制も、採用を後押ししたという。
ネットワークインフラの刷新において、北里順天はこれまで「つながりにくい」との声がよく上がっていた箇所の接続状況を重点的に改善することで、校内全域で安定した無線LAN通信を実現した。教員用無線LANも校内全域で利用できるようになり、場所を問わずに校務システムへのアクセスやオンライン会議が可能になったという。
常時監視によって通信トラブルの発生を抑えられるようになり、教職員の運用負荷も軽減できた。運用支援サービスによってトラブルの兆候を早期に把握できるようになり、トラブルの未然防止にもつながっている。
北里順天のIT管理を担う、同校の理科教諭で教務副部長の肥田規幸氏は「以前は月に何度も発生していた『つながらない』という苦情や障害対応がなくなり、負担は実質ゼロになった」と説明する。ネットワークインフラの運用管理に時間がかからなくなり、教職員が教育活動に専念できるようになったという。アライドテレシスが2026年4月20日に、この導入事例を発表した。
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