累計受験者数が9万人を超えた「生成AIパスポート」試験。年3回開催から年5回開催となり、受験機会が広がった。どのような試験なのかを見ていこう。
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一般社団法人生成AI活用普及協会(以下、GUGA)は、生成AIに関する資格「生成AIパスポート」の試験の開催頻度を、従来の年3回から年5回に改めた。2026年4月1〜30日に開催した2026年4月試験は、試験回数を拡充してから初めての試験となった。
GUGAが2026年5月19日に発表した2026年4月試験の開催結果によると、受験者数は9436人、合格者数は7487人で、合格率は79.35%だった。2026年4月時点の生成AIパスポート試験の累計受験者数は9万2738人となり、生成AIパスポートの累計有資格者数は7万2841人となった。
そもそも生成AIパスポートとは、どのような資格なのか。試験内容はどうなっているのか。それぞれについて整理する。
生成AIパスポートは、生成AIを安全に活用するための知識やリテラシーを身に付けていることを示す資格だ。学習者はその取得を通じて、生成AIに関する基礎知識や活用方法に加えて、情報漏えいや権利侵害などのリスクを避けるための注意点を学べる。AI初心者が最低限押さえておきたい知識やリテラシーを体系的に習得できるという。
学習には、GUGAが販売する公式テキストや、各出版社が販売するGUGA公認のテキストを利用できる。資格試験スクールが実施するGUGA公認講座を受講して学習することも可能だ。
試験形式は、オンラインで受験するIBT(Internet Based Testing)方式だ。試験時間は60分で、問題数は60問。出題内容はGUGAが示すシラバスに基づく。受験資格に制限はなく、受験料は1万1000円(料金は全て税込み)。学生は、在学を証明できる書類を提出すれば5500円で受験できる。
個人受験の場合は、専用の受験申し込みフォームから申し込める。企業や団体向けの団体受験制度も用意しており、受験料金やGUGA公式テキスト料金が最大20%割引になる他、請求書払いも選択できる。非法人会員は1企業/団体当たり2人以上、法人会員は人数の下限なく申し込める。
生成AIパスポート試験を実施するGUGAは、生成AIの社会実装を推進する団体だ。資格試験の提供に加えて、生成AI時代の人的資本戦略に関する取り組みを表彰する「GenAI HR Awards 2025」の開催や、日本国内の企業や団体における生成AIの活用事例をまとめた「生成AI活用事例データベース」の提供などに取り組んでいる。
GUGAは生成AIパスポートの提供を通じて、生成AIを安全に活用できる企業や人材を可視化し、日本社会におけるAIリテラシーの標準化を目指す。こうしたリテラシーを備えた人材の需要が高まっていることを受けて、生成AIパスポートのさらなる普及に取り組むという。
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