メドレーはAIを活用して非連続な成果を創出する高度テック人材に向けた新職種「Applied AI Developer」を新設し、2026年8月より運用を開始した。最高評価の場合、年収総額は6000万円超に達するという。
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メドレーは2026年7月1日、高度テック人材向けの新たな職種「Applied AI Developer」を設置し、2026年8月より運用を開始した。
発表によると、この新職種は、AIが自律的に検証・改善を実行する「仕組み」を構築し、プロダクトの進化と事業成長をけん引する高度テック人材向けに設けられた。極めて高度なスキルや経験、実績を持つエンジニアやデザイナー、プロダクトマネージャーが対象となり、上級執行役員(SVP)による審査を経て認定される。
同社が全社を挙げてAI活用を推進する背景には、これまで1人では成し得なかったような業務効率化や生産性向上を実現するなど、非連続な成果を創出するエンジニアが現れ始めた事実がある。これに伴い、生み出した成果に対してフェアに報いる評価制度の確立を目指したという。
Applied AI Developerの職務は、「AIが自律的に回る『仕組み』を設計・構築しプロセスに組み込むこと」「仕組みの自律化により非連続な成果を創出すること」「自身が起点となってプロジェクト・組織・プロセス全体をAIで変革すること」と定義されている。
事業における開発プロセス全体をリードし、AIの活用を前提とした開発・運営体制を自律的に改善し続けられる仕組みを構築する役目などが想定されている。
同職種は、職務の大きさや責任範囲に応じて決定するメドレーの等級制度において、一定のJob Size以上のエンジニア、デザイナー、プロダクトマネジャーが対象となる。また事業に与える影響が大きいポジションであることから、これまでの実績や成果を踏まえ上級執行役員が職種認定のため審査を実施する。
報酬面では、基本給は同じJob Sizeのエンジニア、デザイナー、プロダクトマネジャーと共通だが、これに加えて半期ごとに上級執行役員と目標設定の達成状況を評価し、その評価内容に基づいて賞与および評価RS(譲渡制限付株式)が支給される。
賞与はAIの自律化による短期的な成果の評価を基に支給され、これに加えて会社全体の中長期的な成長に対する貢献度に応じてRSが追加的に付与される仕組みだ。一定以上の成果を発揮すれば一般的な報酬水準を大きく上回り、最高評価の場合、年収総額は6000万円超に達するという。
メドレーの上級執行役員 人材プラットフォーム本部長 兼 CAXO(Chief AI Transformation Officer) 石崎洋輔氏は、米国においてトップクラスのAI人材に1億ドル規模の報酬パッケージが提示された事例があることに言及した上で、AIエージェント時代に開発者へ求められる能力について次のように分析している。
「AIエージェントが自律的に実行・検証・改善を重ねられる仕組みを構築し、その振る舞いを適切に制御するガードレールや停止条件まで設計できるデベロッパーの重要性は、今後ますます高まっていくと考えています」
その上で石崎氏は、AI技術の進化スピードが極めて速い現状を指摘し、「流行のノウハウを追い続けること以上に、エラーや設計上の違和感に気付くためのソフトウェア開発の基礎力や運営経験、課題を構造化しAIに的確に意図を伝えるための言語化スキルが重要です」と述べ、医療ヘルスケア領域でのDXに挑戦する高度人材を募っている。
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