パーソルクロステクノロジーが「エンジニアのはたらく意識調査」の結果を公表。現在の仕事に満足している層が4割強を占めることや、仕事のやりがいが日々の感情面に強く関連していることなどが明らかとなった。
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パーソルクロステクノロジーは2026年7月2日、エンジニア1200人(ITエンジニア735人、ものづくりエンジニア465人)を対象に実施した「エンジニアのはたらく意識調査」の結果を発表した。
労働人口の減少や働き方の多様化を背景に、単なる働きやすさだけでなくウェルビーイングの重要性が注目されている中、本調査はエンジニアの仕事満足度や日々の業務における感情面の実態を分析することを目的に、2026年3月19〜25日にインターネット調査で行われた。
同調査の結果によると、現在の仕事に「満足」と回答した割合は9.3%、「やや満足」は36.3%であり、両方を合わせてエンジニアの4割強が現在の仕事に満足していると回答している。職種による差よりも年代による違いが大きく、60代の満足度が5割強で最も高い一方で、20〜30代の満足度は4割前後にとどまった。
「やや不満」「不満」としている合計は、全体で24.2%、年代別では20〜30代が最も多く30.2%、年齢が上がるほど不満は減る傾向にあった。
満足理由として最も多く挙がったのは「労働時間がちょうどよい長さ」「柔軟な働き方ができている」など、ワークライフバランスに関する項目だった。次いで「職場の人間関係が良い」「仕事にやりがい・達成感を感じている」との回答も目立った。なお「仕事にやりがい・達成感を感じている」との回答は年代が上がるほど増える傾向にあり、中でも50代以上で顕著だった。
日々の業務に喜びや楽しみを感じているエンジニアの割合は、全体で33.2%だった。仕事の満足度が高い層に限ると、その割合は6割強まで上昇しており、満足度と前向きな感情の高さには一定の相関がうかがえる。ただし、満足度が高い層の中でも喜びや楽しみの実感度には個人差があることも、分析から見えてきたという。
日々の「喜び・楽しみ」に関連する要因を重回帰分析で調べたところ、複数ある要因の中でも「仕事のやりがい」との結び付きが最も強いという結果になった。年代別では特徴に違いが見られ、20〜30代では「仕事のやりがい」よりも「自分の仕事が誰かの役に立っている実感」との関連の方が強く出た。一方、60代では「仕事のやりがい」との関連が際立って強く、「適切な勤務時間」との関連も比較的高かった。
「日々の業務における生成AIの利用頻度」を切り口とした分析もあった。その結果、生成AIを「ほぼ毎日利用している」層では仕事に喜びや楽しみを感じている割合が43.0%となり、生成AIを利用していない層の22.0%と比べて2倍高い結果となった。
パーソルクロステクノロジーはこれらの調査結果を受け、働きやすさなどの環境面の満足と、やりがいなどの内面的な要素が重なることでエンジニアのウェルビーイングが形作られるとしている。なお同社は、今後も多様な立場やライフスタイルに応じた支援を進め、エンジニアが自分らしく力を発揮できる環境作りを推進するとしている。
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