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コリジョンドメインとブロードキャストドメインCCENT/CCNA 試験対策 2015年版(10)(2/2 ページ)

新米ネットワークエンジニアと共にシスコの認定資格「CCENT/CCNA」のポイントを学ぶシリーズ。今回のテーマは「コリジョンドメインとブロードキャストドメイン」です。

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前回の宿題と回答

前回の宿題について調べました。ご確認ください。

前回の宿題

  • 「トークンパッシング」について調べてください
  • 1000full対応のNICを持つノートPCと100fullまで対応しているハブ(スイッチでも構いません)をケーブルで接続した場合、どのようなネゴシエーション結果となりますか?
  • 「half-duplex」と「full-duplex」、どちらが優れているといえるでしょうか? 理由も答えてください

宿題の回答

Q. 「トークンパッシング」とは?


A. 前回リポートに書いたトークンリングを利用する際に用いられるトークンについての用語です。

リング型トポロジの1つのリング内に1つのトークンデータが常に流れており、データを送信したいノードはこのトークンを取り入れてデータを送信し、データ送信が終わると、再びトークンデータをリングに放ちます。この方式がトークンパッシングです


Q. 「1000full対応のNICを持つノートPC」と「100fullまで対応しているハブ(スイッチ)」をケーブルで接続したら、どのようなネゴシエーション結果になる?


A. 両端末がオートネゴシエーションの場合、「100full通信」になります


Q. 「half-duplex」と「full-duplex」はどちらが優れている?


A. 今回のリポートから分かるように、half-duplexはコリジョンが起こり得ます。full-duplexはコリジョンが起こり得ないので、full-duplexの方が優れています


「CCENT/CCNA 試験対策 2014年版」バックナンバー

筆者プロフィール 齋藤貴幸

齋藤貴幸(さいとうたかゆき)

ドヴァ ICTソリューション統轄本部 デベロップメント&オペレーショングループ 2部

情報系専門学校の教員を12年勤めた後に同社へ入社、エンジニアへ転向。沖縄県と首都圏を中心にネットワーク構築業務に携わる。また、シスコ・ネットワーキングアカデミー認定インストラクタートレーナーとして、アカデミー参加校のインストラクターを指導している。炭水化物をこよなく愛する男。


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