Windows Phone Developer Toolsは以下のツールで構成されています。
このツール一式でアプリをデプロイしたり、端末をレジストレーションしたりすることができます。
Windows Phone Developer Toolsは「AppHub」からダウンロードできます。
早速、開発環境を整えましょう。
まず、Expression Studioをインストールしている場合は、全てアンインストールします。次に、Windows Phone Developer Toolsをインストールします。基本的には、これで開発ができます。簡単ですね。
ただし残念ながら、パッケージの日本語版Expression BlendとWindows Phone Developer Toolsに含まれているExpression Blendは共存できません。パッケージの英語版Expression Studioがある場合は共存ができるので、上記サイトからインストールできます。
日本語版のExpression Studioしかない場合は、Expression Blend以外のExpression製品をインストールするとよいでしょう。
また、Visual Studio 2010で利用していて、他のベータ版ツールなどが入っている場合も干渉する可能性があります。筆者は、LightSwitchというツールが干渉していたので、アンインストールした後にWindows Phone Developer Toolsをインストールしました。
早速、Expression Blendを立ち上げましょう。
次に、Windows Phone用のプロジェクトを作成します。[New Project...]から「Windows Phone Application」を選択します。
プロジェクトができたら、取りあえず[F5]キーを押して実行してみましょう。エミュレータが立ち上がれば、成功です。
ここまで来れば、後は、実際にデザイン・開発していくだけですね。
次回からは、Metro UIの特徴を掘り下げながら、実際にExpression Blendを使って画面デザインを行っていきましょう。
泉本優輝
UIデザインからプログラミング、表現までやりたい、自称クリエイティブデザイナ
“さわってみたい”を創ることが目標。フィジカルコンピューティングなどの試作を行う傍ら、コミュニティ活動ではExpression Blendを中心としたセッションを行っている
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