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» 2012年01月13日 00時00分 公開

【@ITスマートフォンアプリ選手権レポート】 学生からプロまで入り乱れてのアプリ合戦頂上対決!D89クリップ(35)(3/4 ページ)

[仲里淳,@IT]

予選審査の裏側 予期せぬ応募数にうれしい悲鳴

 今回の選手権で、予選審査を行ったのは日本マイクロソフトのWindows Phoneエバンジェリストたち。イベントの休憩時間には、同社デベロッパー&プラットフォーム統括本部Windows Phoneエバンジェリストの高橋忍氏から、審査時のエピソードが語られた。

 「会場にお越しいただいた方、応募していただいた方、ありがとうございます。269作品の応募としていますが、実はもっとありました。残念ながら、条件にそぐわないため対象外となったものもあります。

Windows Phoneエバンジェリストとしておなじみの高橋忍氏 Windows Phoneエバンジェリストとしておなじみの高橋忍氏

 エバンジェリストチームがすべてのアプリを審査しました。当初はもっと少ないと思っていたのですが、その予想をはるかに超えた数のアプリを応募していただきました。8人で審査しましたが、全員一致でよいと思ったアプリを選び、さらにその中から決勝戦に進まれるものに絞り込みました。『ここで音楽があったらな』とか『ここで絵があったらな』とか、ほんの少し手を加えるだけで良いアプリになるものも数多くありました。今後は、日本マイクロソフトから素材などを提供するような形で支援していきたいと考えています」

エバンジェリスト一同。趣味嗜好が違うメンバーが全員一致で選んだアプリが決勝大会に進んだ エバンジェリスト一同。趣味嗜好が違うメンバーが全員一致で選んだアプリが決勝大会に進んだ

いよいよ決勝大会の結果が発表!

 すべてのプレゼンが終わり、審査会議を経て各賞がついに決定した。受賞作品と各者コメントを一気に紹介する。

【学生賞:賞金10万円】「走るブタ」栂井良太氏

学生賞を受賞した栂井氏(右)とプレゼンターの日本マイクロソフト デベロッパー&プラットフォーム統括本部  アカデミックテクノロジー推進部部長の伊藤伸裕氏(左) 学生賞を受賞した栂井氏(右)とプレゼンターの日本マイクロソフト デベロッパー&プラットフォーム統括本部 アカデミックテクノロジー推進部部長の伊藤伸裕氏(左)

【プレゼンター:伊藤伸裕氏のコメント】
「素晴らしいアプリでした。世界銃に270種類以上の哺乳類がいる中で、なぜかブタを選んだこのセンスが素晴らしい。Imagine Cupという学生のイベントもありますので、日本だけでなく世界にチャレンジしてほしいです」

【受賞者:栂井良太氏のコメント】
「学生賞にはImagine Cupの特典もあるようなので、ぜひ挑戦してみたいです。また、これだけC#やWindows Phoneについて熱く語る人たちが集まってくれて、とてもうれしいです。ありがとうございました」

【モテ賞:賞金10万円】「SteamMessage」池田道弘氏

モテ賞を受賞した池田氏(右)とプレゼンターの大場氏(左) モテ賞を受賞した池田氏(右)とプレゼンターの大場氏(左)

【プレゼンター:大場氏のコメント】
「SteamMessageはオシャレにメッセージを伝えて、新しい人生を幸せにつなげるというところが良かったです。うちの社員にもなかなかきっかけがつかめない社員がたくさんいるので、このアプリをダウンロードして活用してもらいたいと思います。また、このアプリはどの国の人にでも受け入られると思うので、ぜひ世界で活躍してください」

【受賞者:池田氏のコメント】
「Windows Phoneの開発は始めたばかりで、まさかこういう場に来られるとは思っていなかったのですが、このように評価していただいてうれしい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!」

【かわいい賞:10万円】「よつばさがし」林陽一氏

かわいい賞を受賞した林氏(右)とプレゼンターの中村氏(左) かわいい賞を受賞した林氏(右)とプレゼンターの中村氏(左)

【プレゼンター:中村氏からのコメント】
「まだ四つ葉を探しているんです……。見つからないですねぇー(笑)。四つ葉のクローバーで幸せになるというのは、日本だけなのか分かりませんが、ぜひ世界にも広めていってほしいです。これはハマりますよ。バーチャルだけでなく、リアルとの接点にもなるような可能性を感じました」

【受賞者:林氏のコメント】
「今日、四つ葉のクローバー見つかりました。ありがとうございます!」

【おばか賞:10万円】「KikkakeCamera」青木賢太郎氏

おばか賞を受賞した青木氏(右)とプレゼンターの安齋氏(左) おばか賞を受賞した青木氏(右)とプレゼンターの安齋氏(左)

【プレゼンター:安齋氏のコメント】
「バカっていうのは、世の中の無駄になっていると、賢い人は言いますが、僕は思うのです。世の中は、バカな人こそが作っているんです。プレゼンもだんだん尻すぼみになるし、資料もバカでしたね。青木氏がこの先、どんなバカな作品が世界に出ていくか、みんなで見守っていくということで、賞金の10万円を差し上げます」

【受賞者:青木氏のコメント】
「安齋氏から、アプリに関するコメントがまったくなかったですね(笑)。ありがとうございます、バカでした!」

【アプリがいっぱい賞】

 「Windows PhoneアプリのMarketplace」へのアプリ登録数を競う賞。

  • 1位:29作品:西村誠氏(賞金30万円)
  • 2位:10作品:太原充啓氏(賞金15万円)
  • 3位:9作品:野上誠司氏(賞金5万円)
  • 3位:9作品:前納一希氏(賞金5万円)※当日は欠席
左から野上氏(3位)、プレゼンターの高橋名人、西村氏(1位)、太原氏(2位) 左から野上氏(3位)、プレゼンターの高橋名人、西村氏(1位)、太原氏(2位)

【プレゼンター:高橋名人のコメント】
「何本か作ったけど審査が通っていないといった人もたくさんいる中で、29本、10本、9本と、それだけのアプリを思い付いて制作してアップできたというのは、十分表彰するに値すると思います。これからも頑張ってください」

【1位:西村氏のコメント】
「今回ここには来ていませんが、もう1人と作っていて、毎週土日に4本ずつくらい出していました。その方は主婦で、子どもと過ごす時間が減ってしまいましたが、賞金をもらったらその子にゲームを買ってあげる約束していましたので、Xboxを買ってあげます!」

【2位:太原氏のコメント】
「1位の29本というのはビックリですが、10本ならできそうだという人もいると思うので、次回があればぜひチャレンジしてみてください。ありがとうございました」

【3位:野上氏のコメント】
「今日はこのために岡山から来ました。妻と2人で来たので赤字ではありますが、東京で遊んで帰ろうと思います」

【インフラジスティックス賞】

 日本マイクロソフトのパートナーである、インフラジスティックス・ジャパンからの特別賞。受賞者には、同社のWindows Phone向けコンポーネント「NetAdvantage for Windows Phone」の単体製品ライセンスが提供される。

  • 「WikiTrans」松村哲朗氏
  • 「トイレに行きたい!!」小島努氏
インフラジスティックス賞を受賞した松村氏(右)、小島氏(中央)、プレゼンターの池原氏(左) インフラジスティックス賞を受賞した松村氏(右)、小島氏(中央)、プレゼンターの池原氏(左)

【プレゼンター:池原大然氏(インフラジスティックス・ジャパン)のコメント】
「イベントを拝見しましたが、非常に楽しかったです。今回、選手権参加者の方に弊社製品のライセンスを提供させていただきました。期限は1年間ですので、ぜひ次回の選手権でも活用していただきたいと思います」

【受賞者:松村氏のコメント】
「ありがとうございます。こちらの賞品を活用して、またアプリをどんどん作っていきたいと思いますので、よろしくお願いします」

【受賞者:小島氏のコメント】
「思い付きで、二晩で作ったぽっと出のアプリなのに、こんな素晴らしい賞品をいただけて大変ありがたいです。これからもアプリをたくさん作って、インフラジスティックスさんの製品も使っていきたいと思います。ありがとうございました」

 授賞式の最後には、審査員を代表して大場氏が総括のコメントを行った。

審査員を代表してイベントを総括した大場氏 審査員を代表してイベントを総括した大場氏

【大場氏からの総括コメント】
「会場の皆さん、今日プレゼンをされた10組の皆さん、本当にお疲れさまでした。激戦を勝ち残ったアプリは本当に素晴らしく、弊社の社員も今日からダウンロードして使えるものが数多くあって、すごくうれしく思っています。また、皆さんのコメントに『開発がしやすい』『短期間でできた』とありましたが、今後もわれわれは使いやすいツールと必要な技術情報を提供していきます。たくさんアプリを開発して日本だけでなく世界中で活躍していただければと思います。日本マイクロソフト、そしてWindows Phoneを今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました」

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