「ExcelやCSVのデータをデータベースに取り込みたい」というニーズは多くあります。APEXを使うと、ExcelやCSVのデータを簡単にデータベースにロードすることができます。今回は、その手順を紹介しましょう。
APEXの「SQLワークショップ」から「ユーティリティ」を選択し、「データ・ワークショップ」の画面に進みます。すると、次の画面例のように、ロードするデータの種類を選ぶことができます。「スプレッドシート・データ」を選択して次に進みましょう。
データをロードする先の表として、「既存の表」または、「新規の表」を選択できます。今回は、既存を選択します。また、ロード元として、「ファイル」または「コピー・アンド・ペースト」を選ぶことができます。「コピー・アンド・ペースト」を選ぶと、Excelなどのデータをコピー・アンド・ペーストで張り付けることができます。
今回の連載で作成した「MY_PROD」表を指定し、データを追加してみましょう。
Excelなどに入力するデータをまとめ、データ範囲をコピーします(Excelのデータはご自身で作成してください)。
確認画面で、入力されるデータを確認します。
今回は、3行を追加したため、成功が「3」となっていることを確認します。
SELECT文でMY_PROD表を確認すると、データが追加されていることが分かります。
APEXを使うと、SQLコマンドを使わなくても表を作成したり、データを追加したりできます。APEXだけでも多くのことができるので、ぜひ有効に使ってみてください。
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