大きく変化したiOS 7に戸惑う多くの開発者/デザイナーのために、役立つブログ記事をまとめて紹介していく、まとめ連載。最終回は、ネットワーク周りを中心に、iBeaconやマルチタスキング、Web/JavaScriptに関するブログ記事をまとめて紹介します。
2013年9月18日、iOS 7の正式版リリースが始まりました。iOS 7は旧来のiOS 6に比べるとUI含め変わった部分が大きく、戸惑っている開発者/デザイナーも多いと思います。
そこで本企画ではアプリ開発者/デザイナー向けに、iOS 7リリースに合わせて多数のブログ記事を執筆したクラスメソッドの協力の下、数回に分けてiOS 7に関する情報をまとめて紹介しています。
前回の「iOS 7で大きく変わったUI周りの開発に役立つ記事26選」では、アプリのUI周りやアニメーション、画像フィルターなど見た目に関するブログ記事をまとめて紹介しました。
最終回の今回は、以下のようにネットワーク周りを中心に、iBeaconやマルチタスキング、Web/JavaScriptに関するブログ記事をまとめて紹介します。
本連載第1回の「開発者/デザイナから見たiOS 7の新機能8選」でも紹介した「iBeacon」ですが、米大リーグ(MLB)や北米のApple Storeでは既に実用されているようです。
ブログ記事「[iOS 7] 新たな領域観測サービス iBeacon を使ってみる」では、iBeaconの概要や利用されている技術「Bluetooth Low Energy」、CoreLocation.frameworkに含まれるiBeaconを利用するためのAPI、iBeaconを使ったサンプルアプリの作成方法が紹介されています。
下記画像は、ブログ記事からの引用です(画像をクリックすると引用元のページに遷移します)。
さらに、ブログ記事「[iOS 7] [iBeacon] Mac を Beacon 端末にする」では、BeaconになるMac(OS X)アプリの作り方を解説しています。iOSアプリではなくMacアプリを作るということですが、iOSアプリを作る場合と同じように作れるそうです。
下記画像は、ブログ記事からの引用です(画像をクリックすると引用元のページに遷移します)。
またiOS 7では、PtoP通信の新しいフレームワーク「Multipeer Connectivity」が追加されました。
ブログ記事[iOS 7] P2P 通信を手軽に実現する Multipeer Connectivity Framework を使ってみる」では、Multipeer Connectivityの概要やAPI、データ送受信の流れ、サンプルアプリの作成方法を解説しています。
ブログによると、Multipeer Connectivityの概要は以下のようです。
Multipeer Connectivity Framework は、Wifi や Bluetooth を利用した近距離にある iOS 端末間の Peer to Peer の通信を手軽に実現するためのフレームワークです。
このフレームワークでは、下記の3種類の通信方式を利用して通信を行います。
- 同一 LAN 内 での Wifi による通信
- ピア同士の Wifi による通信
- ピア同士の Bluetooth による通信
従来は、同一 LAN 内にいる iOS 端末間での通信を行うことができましたが、このフレームワークによる通信は端末が同一 LAN 内にいる必要がないところが大きな特徴です。
下記画像は、ブログ記事からの引用です(画像をクリックすると引用元のページに遷移します)。
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