連載
» 2014年03月20日 18時00分 公開

キャンペーンサイトのアクセス解析とリポート作成隔週刊「キャンペーンサイト構築&運用」(終)(2/2 ページ)

[佐藤翔,ねこポッポ]
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フォームの改善

 フォームについては、コンバージョン(今回の場合はプレゼント応募数)を測定し、PVと同様の確認方法で、目標値に到達していない場合は、改善する必要がある。一般的なフォームの改善策には下記の施策がある。

  • 必要な入力項目だけに絞る
  • 入力の手間を減らす(郵便番号の住所自動入力機能を追加など)
  • 必須項目は分かりやすく示す
  • 答えづらい内容(家族構成や年齢など)を削る
  • 分かりづらい内容の場合は、説明を入れる
  • フォームに関連のないリンクが目に入らないようにする
要因の深掘り分析(「隠されたコンバージョンとランディングの改善ポイントを探せ」(@IT)より引用)

リポートの作成

 キャンペーン終了後には、次回のキャンペーンの参考資料となるように、結果を項目ごとにまとめて記録しておき、保存しておく。見た目の凝ったきれいなリポート作成に時間をかけるのではなく、数値とその数値から得られた気付きに焦点を当てることが重要である。

 下記を盛り込んだリポートを作成する。

  • キャンペーン名
  • 目的
  • 広告コスト
  • KPI(目標と実績値)
  • 期間
  • キャンペーン内容
  • 担当者
  • コメント(達成/未達成の原因)

 リポートで重要なのは、見た目の分かりやすさはもちろんだが、「コメント」である。キャンペーンの結果から得られた気付きや課題を明確にし、経験として蓄積し今後に活用することが求められる。

 「数値が上下した」「15時にアクセスが急増した」などの目に見える情報を書くのではなく、「●●の施策を打ったことで○○の数値が伸びている」「この日はメルマガを発行したことでアクセスが伸びている」「この日にフォームを改善したことでコンバージョンが伸びた」など、数値の原因分析と仮説(実行した施策)の検証を記述する。

終わりに

 本連載では簡単にではあるが、全5回に渡りキャンペーンサイトの運用&構築を行ってきたが、いかがだっただろうか。

 キャンペーンサイトの運用にはさらに、Webマーケティングや、よりキャンペーンの効果を高めるためのSEO(検索結果の最適化)、脆弱性対策、PV増に伴うサーバー負荷対策として、CPU使用率、ネットワークI/O、ディスクI/Oなどの監視、障害時対応といった、さまざまなことが必要となる。

※参考記事

 この中でも、負荷対策や監視については、AzureWebサイトを使えば、「Windows Azure 管理ポータル」で監視ができるため、運用コストの削減が期待できる。

「Windows Azure 管理ポータル」の例(「Windows Azure WebサイトとWebMatrix 3で楽チン構築・管理」(@IT)より引用)

 本連載で解説してきたように、AzureWebサイトを使えば、WordPressが短期間で構築でき、運用やマーケティングに時間が割けることはキャンペーンサイトの担当者にとってはかなり有益なことではないかと思う。

 本連載が、これからキャンペーンサイトを立ち上げて運用したいという方の参考になれば幸いだ。

著者プロフィール

佐藤 翔(ねこポッポ

ネコ大好きWebデザイナー。ネコTシャツやネコマンガを描いて暮らしている。


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