ゲーム内の武器やキャラを強くしたり、通貨を増やしたり、有料アイテムを無料で使えたりするようにするオンラインゲームの「チート行為」は、昔からたくさん行われています。
最近ではチート行為についてもセキュリティ会社が対策を行っていたり、セキュリティクラスターでも関係している人が増えてきている分野です。しかしどのような法律に違反しているのかが明確でなく、これまで逮捕者は出ていませんでした。
ところが6月25日、NEXONの「サドンアタック」というオンラインゲームにおいて、チートツールを使用していた3名を神奈川県警が書類送検したことが報道され、話題となりました。「電子計算機損壊等業務妨害」容疑です。
ゲーム内の出来事であるチート行為で逮捕されたことに驚いている人が多く見られましたが、ただ個人的にチートを行っていただけでなく、チートのやり方を販売してたくさんのお金を儲けていたようで、これなら逮捕されても仕方ない……という意見が多数でした。
とはいえ、どこまでズルすれば犯罪になるのか、どのあたりから犯罪にするかという線引きが難しいという意見も多く、明確にしてほしいというツイートも多数見かけました。
この他にも、6月のセキュリティクラスタはこのような話題で盛り上がっていました。7月はどのようなことが起きるのでしょうね。
山本洋介山
猫と一緒に自宅の警備をする傍ら、「twitterセキュリティネタまとめ」というブログを日々更新しているtwitterウォッチャー。セキュリティやネットワークに関する原稿も書いてます。
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