デスクトップアプリ開発の進化は止まったわけではない。Visual Studio 2015では次のような機能がWPFに提供された(一部のみ紹介)。
WPFの機能
WPF開発ツール
Windows 10用のUWPアプリ(従来のWindowsランタイムアプリ/ストアアプリに相当)を開発するためのWindows SDK for Windows 10は、VS 2015のRTMには含まれず、9日ほど遅れて別にリリースされた。
UWPの機能
UWP開発ツール
UWPアプリ開発について、詳しくは以下の特集記事をご覧いただきたい。
以上の他にも、ALM関連の新機能(MSDN英語)や、コードマップの改良(MSDN日本語)など多くの進化がある。また、多くの不具合修正も行われている(Visual Studio 2015 fixed bugs and known issues)。
さらに関連してリリースされたものを挙げておくと、次のようなものがある。
VS 2015の新機能を駆け足で見てきたが、いかがだっただろうか。筆者にはオープンソース化とクロスプラットフォーム対応が大きな変化に思える。「モバイルファースト、クラウドファースト」時代の新しいVisual Studioを試してみてはいかがだろうか。
また、Visual Studioは定期的にアップデートがリリースされる(例えばVisual Studio 2013の最新アップデートは「Update 5」、つまりこれまでにアップデートが5回リリースされている)。使っていて改善してほしい点が見つかったときには、VS 2015をよりよいものにするためにも積極的にフィードバックをしていこう(次の画像)。
更新履歴
【2015/08/13】 VS 2015 RTMに合わせて内容を更新しました。
【2014/12/08】 初版公開。
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