Gmailで同じラベルを割り当てたメールのうち、最も古いものを開くためだけに、何回も[次へ]ボタンを押していないだろうか? 1クリックで最古のメールを見つける方法を紹介する。
対象サービスとソフトウェア:Google Gmail、Google Apps、Windows/Mac OS X/Linuxなどのデスクトップ版Webブラウザー
Gmailをしばらく利用していると、一つのラベル(分類カテゴリー)に付き数百通あるいは数千通のメールが蓄えられることも珍しくない。例えばネットサービスの登録直後に届いたはずのログインID通知メールのように、最初に届いたメール、すなわち最も古いメールを見つけなければならない場合、どうすればよいだろうか?
すぐ思い付くのは、当該ラベルを選んで表示されたメール一覧画面で、「次へ」ボタンを繰り返し押して過去へさかのぼっていくという方法だ。しかし、メール総数が数千通あるいは数万通となると、何十回あるいは何百回と同じボタンを押す必要があり、とても素早くとはいかない。
かといって何年も前のメールだと記憶も定かではないから、キーワードによる検索でも絞り込みは難しいだろう。
実はPC版Gmailの場合、1クリックで最古のメールを見つけることが可能だ。本稿ではその方法を説明する。
PC版Gmailで一番古いメールを素早く表示するには、まず当該ラベルを選んでから、メール一覧の上側にある「<現在表示中のメール通し番号> / <メール総数>」にマウスカーソルを乗せる。するとプルダウンメニューが表示されるので、そこにある[最後]メニューをクリックすると、最古のメールを含むメール一覧が表示される。
ただし、この機能は万能ではない。当該ラベルが割り当てられたメール総数が非常に多い場合、あるいは頻繁に新着メールが当該ラベルに届く場合、[最後]メニューがクリックできないことがある。検索によってメールを絞り込んだ場合も同様だ。
どうやらGmail側がメール総数を確認できていない状況で、このような現象が生じるようだ。
■この記事と関連性の高い別の記事
Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.